三重県知事 鈴木英敬ブログ「すごいやんか!三重」RSS配信サービスを利用する

想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

ワクチン接種の進捗について

2021.06.01

 ワクチン接種の進捗について、一部報道等で5月下旬の県内市町の高齢者接種率が他県と比してあまり高くない水準であるといったお問合せをいただくことがあります。それは下記のような理由です。市町や医療関係者の方々は本当に全力で取り組んでいただいており、実際、6月中にも高齢者接種を終える市町もありますし、三重県内市町の接種が特段遅れているということは一切ありません。県民の皆様におかれましては、引き続き安心してワクチン接種に臨んでいただければと思います。

 最大の要因は、システムへの「入力」と「実績」の差です。接種した場合に、医療機関等が「VRS」というシステムに入力をして登録することになっています。そのシステムに入力されたデータが報道等で公表されています。タブレットを使って一人一人の接種券を読み取っていくこともできるのですが、三重県の市町は、全国でもタブレットの読み取りに不具合があった時期もあったことなどから、接種券を市町職員が回収してまとめてVRSに入力するという対応をとっているところが多くなっています。そのため、1週間分をまとめて入力したりするなどがあり、結果として、VRSの入力と実績に差が生じてしまっています。ちなみに、5月31日時点では、報道等では、1回目の接種率が7.8%(41414回)と公表されていますが、実績は13.9%(73739回)です。回数でいうと約30,000回以上の差があります。いずれにしましても、この入力と実績の差をなるべく小さくし、県民の皆様に現状を正しく知っていただいて安心していただくことが大事ですので、市町を支援し、しっかり取り組んでまいります。

 もう一つは、一部の人口が多い市において、全国的にもクラスターが発生している高齢者施設入所者や従事者接種を優先して接種していただく形で進めていただき、結果として一般の高齢者の集団接種が最近スタートしたり、個別接種もこれからスタートさせるという、もともとのスケジュールでしていただいており、最終的にはきっちり7月末までに接種完了予定ですので全く問題ないのですが、最初の時点では接種率が高くならないという状況になっていることもあります。これは和歌山県で接種率が高くなっている要因の一つに、人口の多い和歌山市で接種が進んでいることからもわかります。

 いずれにしましても、県も集団接種を3ヶ所で実施し、市町や関係団体と緊密に連携し、安全に速やかに接種していけるよう全力を尽くしてまいります。ご理解とご協力をお願い致します。

「余剰ワクチン発生時の対応」と「高齢者に次ぐ優先接種の対象者の選定」について県独自の指針を定めました

2021.06.01

 効率性(ムダにしない)と透明性(説明責任を果たす)の観点から、「余剰ワクチン発生時の対応」と「高齢者に次ぐ優先接種の対象者の選定」の2点について、県独自の指針を定めました。2点目の方は、第1弾の接種対象者をお示しさせていただくもので、今後、職域接種や大学等での接種などについても示していく予定です。

 新型コロナのワクチン接種は、現在、医療従事者等に対する優先接種が終盤に差し掛かっており、高齢者向け接種については、7月末までに希望する方への2回接種を完了するため、各市町における接種が本格的に実施されています。
 接種に際しては、キャンセル等によりワクチンの余剰が生じた場合について、貴重なワクチンを廃棄させることのないよう、代替で接種する対象者をどう確保するかが課題となっています。
 また、県内でも早ければ6月中にも高齢者接種を終える市町があることから、効果的・効率的なワクチン接種を継続するため、高齢者の次の接種についても早期に検討する必要があります。
 こうした課題について、市町からも県に対して一定の方針を求める声もあり、以下のとおり県独自の指針を定めました。

(余剰ワクチン発生時の対応:高齢者)
@医療機関・高齢者施設において対象者を確保する場合
・当該医療機関の入院・通院患者およびその家族・付添人(高齢者、基礎疾患保持者、60〜64歳)
A市町または県が対象者を確保する場合
・未接種の高齢者(キャンセル待ち登録した方、民生委員・児童委員、シルバー人材センター等)
・保育所・幼稚園・認定こども園の従事者
・児童養護施設の従事者
・その他の児童福祉施設で児童の入所・通所支援を行う施設の従事者
・高齢者・障がい者(児)の通所・居宅サービス事業所等の従事者
・介護認定調査員
・放課後児童クラブの指導員
・社会福祉協議会や社会福祉法人等において災害時の要援護者の支援に携わる方
・新型コロナ感染者への対応・支援業務を民間事業者に委託する際の従事者
・小中学校・高等学校・特別支援学校の従事者
・警察官(交番勤務、犯罪捜査(検視含む)、交通安全、生活安全、警備等に従事する警察官等)
・市町職員(ケースワーカー、災害時に避難所運営にあたる職員等)

(余剰ワクチン発生時の対応:医療従事者等)
@まずは接種を行っている医療機関において、次の候補者を選定
・自施設の医療従事者等
・周辺施設(診療所、薬局等)の医療従事者等
・自施設の入院・通院患者やその家族等で高齢者にあたる方
・自施設の入院・通院患者やその家族等で基礎疾患のある方、60〜64歳にあたる方
・周辺の高齢者施設等の従事者
A上記@でも確保できない場合
・別の日に接種が予定されている医療従事者等
・警察官(交番勤務、犯罪捜査(検視含む)、交通安全、生活安全、警備等に従事する警察官等)

(高齢者に次ぐ優先接種の接種対象者の選定)
 高齢者に次ぐ接種順位は「基礎疾患を有する者」「高齢者施設等の従事者」「60歳から64歳の者」とされていますが、田村厚生労働大臣が「基礎疾患がある人と同時に疾患のない一般の方への接種を並行して進めていく」とおっしゃっていただいていることもふまえ、基礎疾患を有する方などの接種の機会が損なわれない範囲で、接種の必要性が高いと考えられる方への独自接種を検討していただく際の参考として、お示しさせていただくものです。
・保育所・幼稚園・認定こども園の従事者
・児童養護施設の従事者
・その他の児童福祉施設で児童の入所・通所支援を行う施設の従事者
・高齢者・障がい者(児)の通所・居宅サービス事業所等の従事者
・介護認定調査員
・放課後児童クラブの指導員
・社会福祉協議会や社会福祉法人等において災害時の要援護者の支援に携わる方
・新型コロナ感染者への対応・支援業務を民間事業者に委託する際の従事者
・小中学校・高等学校・特別支援学校の従事者

 今回発表した指針は、現在示されている国のルールの中で、自治体の裁量に任されている部分について、三重県独自のルールとして定めたものです。
 また、住所地外の接種で、接種券が発行されていないケースも想定されますが、今回三重県指針として市町にお示しすることで、多くの市町が同様の接種対象者を選定すれば、接種券の発行もお互いに融通し合うことが期待できると考えています。
 今回策定した指針を活用しながら、まずは医療従事者および高齢者の接種完了に向けて、県全体でのワクチン接種が円滑に進むよう、公平性・安全性にしっかり留意しながら接種を進めていくとともに、高齢者の次も見据えながら、希望される方に早期にかつ確実にワクチンを接種できるよう、引き続き市町や関係者と連携して体制づくりを進めてまいります。

三重県知事 鈴木英敬

知事

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