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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

ひきこもり支援フォーラムに参加しました

2021.04.10

10日、ひきこもりの当事者や家族等への支援を考えるフォーラムに参加しました。これは、ひきこもり支援を考える三重県議会有志の会の皆さんの主催です。三重県では、今年度、全国初となる、ひきこもりに特化した計画を策定します。そのため今年度から担当課長級を設定し、庁内体制も整備しました。

計画策定の前段として、今年の1〜2月にかけて、実態調査を実施しました。全体の傾向としては、男性が77%、ひきこもりが5年以上に及ぶ方が約半数、30代が最も多い、相談機関が当事者の方と接点を持てていないケースが約半数、ひきこもりとなったきっかけは「不登校」と「人間関係や職場における悩み」が最多、などが確認されましたが、更なる実態をしっかりとらまえることが大事ですので、今年度は民生委員の方々にご協力いただいてアンケート調査も実施します。

このフォーラムでは、ひきこもり支援の先進地である佐賀のセンターの谷口代表理事から、アウトリーチの重要性、チームによる対応、多職種の専門家によるアセスメント、支援員と当事者のマッチング、重層的なネットワークの重要性など、一人一人の方々に寄り添うための経験やノウハウを教えていただきました。しっかり活かしていきたいと思います。
日本は、社会的孤立の方の割合がOECD諸国で最多、少し前のユニセフの調査では孤独を感じる子供の割合が最多、となっています。全国知事会の孤独・孤立対策の責任者も拝命しておりますので、地方の声を伝えていきたいと思います。

「みえ県民意識調査」の集計結果がまとまりました

2021.04.10

県民の皆さんの幸福実感をうかがう「みえ県民意識調査」の集計結果(速報)がまとまりました。

三重県は「みえ県民力ビジョン」で「県民力でめざす『幸福実感日本一』の三重」を基本理念として掲げています。このアンケートは県政運営に活用するため、毎年、県民の皆さん1万人を対象に実施しており、今回は10回目の節目で、令和3年1月から2月にかけて実施しました。
回答率は56.6%で過去2番目の高さとなり、前回から導入したWeb回答も8.5%から24.3%に増加しました。ご協力いただきました多くの県民の皆さんに、あらためてお礼を申し上げます。

(日ごろ感じている幸福感)
「日ごろ感じている幸福感」を10点満点で質問したところ、平均値は6.74点で、第9回調査より0.05点、第1回調査より0.18点高く、過去2番目に高い数値となっています。このコロナ禍において、幸福感が高かったことは、私も率直にうれしく思っています。
新型コロナによってこれまで当たり前であったことが当たり前でなくなってしまった中で、家庭や地域における日常のありがたみを実感されたことが幸福感の上昇につながったのではないかと考えています。
また、県民の皆さんが幸福感を判断する際に重視した事項として「家族関係」と答えた方が一番多くなり、新型コロナによる行動の変化では、5割以上の方が「自宅で食事する機会が増えた(56.8%)」と回答し、30歳代や40歳代では6割以上の人が回答していました。普段なかなか自宅でごはんを食べることができない働く世代の方が自宅でごはんを食べ、家族と過ごす時間が増加したことも幸福感の上昇に寄与したのではないでしょうか。

自由意見の中でも、
「鈴木知事がいろんな面で、県民のために頑張ってくださっていることに感謝している」
など、私や県への激励の声が多数寄せられたと聞いており、大変ありがたく、また一定の成果があったのかなとも感じていますが、決して忘れてはいけないのは、コロナ禍において、それぞれの立場で、地域を、人を支えていただいた方々のご努力が大きいことです。住民の皆さんの健康を支え続けている医療機関、医療従事者の皆さんをはじめ、従業員の雇用を守りながら感染拡大防止にも大変協力いただいている企業・事業者の皆さん、住民の身近なくらしを支える市町の方々など、まさに「オール三重」で取り組んでいることが、今回、コロナ禍において県民の皆さんの幸福感の上昇につながった要因であると考えています。

(地域や社会の状況について)
調査では政策分野ごとに15の「幸福実感指標」を設定し、県民の皆さんが、地域や社会の状況についてどう感じているのかもお聞きしています。
第1回から継続してお聞きしている11項目のうち10項目で、肯定的な回答の割合が高くなっています。特に「教育」、「医療」、「安心安全」、「防災」の分野に関する項目で実感が上昇しており、取組の一定の成果が県民の皆さんに届いたのではないかと感じています。

(新型コロナによる行動の変化や不安)
新型コロナによる行動の変化については、「日常的に外出する機会が減った(76.8%)」、「自宅で食事をする機会が増えた(56.8%)」、「公共交通機関を控え、車で移動する機会が増えた(29.2%)」、「スマートフォンやタブレットなどを使う機会が増えた(27.4%)」の割合が高くなっています。「行動は変化していない」人は8.3%でしたので、コロナ禍により実に9割以上の方の行動に変化があったことがわかりました。
また、18歳から20歳代、30歳代の方で「県内を観光する機会が増えた」「自然体験をする機会が増えた」人の割合が他の世代と比べて高くなっており、県内観光の促進などの取組により、自身が暮らす三重県の魅力を改めて知っていただく良い機会になったのではないかと考えています。
新型コロナの拡大に際して不安に思ったことについては「自分や家族の感染への不安(91.1%)」、「検査・医療体制への不安(60.1%)」、「差別や偏見に対する不安(41.6%)」の割合が高くなっています。
「不安はなかった」と回答した人はわずか1.5%であり、ほとんどの方がコロナに対する不安を感じていたことがわかります。
このうち、「差別や偏見に対する不安」は、40歳代で特に高くなっていました。また、性別では、女性において、不安と回答する割合が男性と比較して全体的に高い傾向にあります。
「自分や家族の仕事や収入に関する不安」については、自営業・自由業において、53.6%と、平均よりも18.6ポイント高いなどの傾向がありました。
「自分や家族の勉強や進学に関する不安」については、「学生」の方で不安を感じている人が49.3%と半数に上っていたことから、学生生活にもコロナによる大きな影響があり、学生の皆さんも大変苦労されたのだと感じています。

これらの結果については、引き続き詳細な分析を行ってまいりますが、よりきめ細かく、これらの不安の解消につながる対策を講じていきたいと思います。報告書については数値の精査等を行ったうえで、5月中旬以降にホームページに掲載、6月中旬以降に県庁などに配置する予定です。


 


三重県知事 鈴木英敬

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