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全国知事会に「ワクチン接種特別対策チーム」が創設され、副チームリーダーに就任しました

2021.02.16

15日、全国知事会に「ワクチン接種特別対策チーム」が創設され、私は副チームリーダーに就任しました。都道府県、市区町村、国の連携の扇の要になるような組織創設も、先日私から提案しました。
国民の皆さんの願いは、コロナ早期収束。
そのためには、どこかの地域が早いとか遅いとかではなく、全国で速やかに希望者への接種完了が必要です。全国の接種状況がまだら模様では、自分たちの地域も含めて、正常な社会経済活動にはなりません。そのため、このチームは、都道府県の取組状況を確認し、先進事例、課題などの収集とそれらを分析したうえで、都道府県で横展開し、全国での速やかな接種につなげていくものです。極めて重要な役割であり、身の引き締まる思いです。

ワクチン接種体制を構築していく上で、私は今、大きく4つのものが不足していると感じています。4つとは、すなわち「情報」「ヒト」「カネ」「モノ」で、15日のWEB会議でも政府に対して申し上げたところです。

(1)ワクチンに関する正確な情報の不足【情報の不足】
薬事承認前という理由から、副反応やワクチン供給見込みなど接種体制構築に必要な情報が極めて不足しており、市町や医療機関、医師会の皆さんからもご意見をいただいています。特に、ワクチンがいつ、どれくらい、どこに来るかの情報が重要です。また、医療機関や医師会との連携がうまく進み、体制 構築が進んでいる地域ほど、情報不足が詳細をつめる際のボトルネックになっている現状があります。

(2)接種に携わる人員(医師、看護師等)の不足【ヒトの不足】
通常診療のみならず、既に、コロナ対応において、病院、診療所、市町等は、接触者・帰国者外来、診療、検査、患者の受入、地域PCR検査センターへの協力など、すでにかなりの負担がかかっていますが、それに加えて、ワクチン接種に向けた人員を割くことの課題があります。
(3)接種を迅速・円滑に実施する上での財源の不足【カネの不足】
基本型接種施設や連携型接種施設となる医療機関は、ディープフリーザー管理やワクチン管理、地域の医療従事者等の接種などを行っていただく予定ですが、施設からは、接種費用では賄えない経費、例えば時間外手当、必要物品、駐車場誘導員等の相談が数多く寄せられています。それらに対応するための補助金が不足する可能性があり、経費について自治体の不安解消とともに、地域の実情に応じた柔軟な対応ができるように改善する必要があります。

(4)接種に必要な物品の不足【モノの不足】
国で確保・配付される物品(ディープフリーザー、ワクチン、接種用針・シリンジ、一定数の保冷ボックス等)と、接種施設等で確保する物品(希釈用針・シリンジ、救急物品、保冷ボックス等)がありますが、後者について、全国で奪い合いとなり不足する可能性があります。

上記の課題を抱えている自治体を横のつながりで支援していきたいと思います。もちろん、私は全国の優良事例を一番知れる立場になりましたから、それらを三重県に活かし、三重県での希望者への速やかな接種にしっかりつなげていきたいと思います。
ワクチン接種はある自治体だけが早く進めばよいのではなく、全国で足並みを揃えて進めていく必要がありますので、この対策チームが「扇の要」となるべく、しっかりと取り組んでまいります。

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三重県知事 鈴木英敬

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