三重県知事 鈴木英敬ブログ「すごいやんか!三重」
想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)
新型コロナウィルスについてB
2020.02.28
新型コロナウイルスに関連して、県では、子どもの命と健康を最優先に考え、すでに一昨日(2月26日)、県立学校において、児童生徒や教職員に新型コロナウイルス感染者が確認された場合、原則臨時休業することを決定したところです。
さらに本日(2月28日)付けで文部科学省から通知があり、全国の小中学校、高校、特別支援学校を3月2日から臨時休業するよう要請があったことを受け、県立学校では3月2日から春休みまでの間を臨時休業とすることを通知しました。また、子どもの命や健康を最優先する観点から、公立小中学校を管轄する市町教育委員会や私立学校に対しても、同様の要請を行います。
今回の対応には十分な準備期間がないことから、不安を感じられている児童生徒や保護者の皆様もお見えかと思いますが、教職員はこれまで通り登校しますので、不安に思うことや困ったことがありましたら、学校に気軽に相談してください。
また、進路指導や、例えば保護者が感染症対策に従事する看護師の方であるなど家庭の状況等により特別な配慮が必要な場合には、教職員が個別に対応を行います。
特別支援学校の幼児児童生徒には、保護者が仕事を休めない場合に自宅等で一人で過ごすことができない場合が考えられます。このため、多くの幼児児童生徒が同じ場所に長時間集まることのないよう、必要な対策を行ったうえで、必要最小限の人数に絞って登校していただくなどの対策を講じます。
卒業式は、多くの県立学校で予定されている3月1日(日)実施分は、在校生を不参加とするなど、規模を縮小したうえで実施しますが、臨時休業の期間中に予定されている卒業式は原則行いません。
一方、県立高等学校入学者選抜後期選抜及び特別支援学校入学者選考(再募集)については、生徒が進路を選択する上での重要な機会であることから、感染防止対策を万全にしたうえで、実施いたします。
学校で感染が拡大した場合の地域に与える影響はとても大きいものがあります。その一方で、新型コロナウイルス感染症対策を万全にするためには、地域における医療や保育サービスなどの社会的機能は維持していかなければなりません。
企業の皆様に対して、経済団体を通して、保育を必要とする子どもの保護者の方等に対して配慮(休暇や短時間勤務等)していただくことについても要請を行います。
また、保護者の方には医療従事者や保育士などの方もお見えです。県では、放課後児童クラブを夏休み期間と同じように一日開所していただくなどのお願いをしたところですが、関係機関や団体の皆様には柔軟な勤務が可能となるよう配慮をお願いするとともに、保育サービスや放課後児童クラブの実施主体である市町に対しては、保育を必要とする子どもを十分に受け入れられるよう体制の整備をお願いいたします。
県民の皆様におかれましては、ご不便をおかけしますが、県では、大切な子どもたちの命と健康を守りぬいていくという強い決意のもと、保育や医療サービスといった社会的機能は維持しつつ、感染拡大防止と不安解消の観点から、「オール三重」で全力を挙げて取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
新型コロナウィルスについてA
2020.02.27
他県において、児童生徒や教職員に新型コロナウイルスの感染事例が発生しており、県内の保護者の方々から、不安のお声をお聞かせいただいています。
学校で感染が拡大した場合、地域に与える影響はとても大きく、そして何よりも、大切な子どもの命と健康を守りぬいていかなければなりません。三重県では、子どもの命と健康を最優先に、連携を強化しながら、感染拡大防止と不安解消の観点から、必要な対応をしっかりと行っていきます。
昨日(26日)、県教育委員会から報道提供させていただきましたが、県立学校において、児童生徒や教職員に新型コロナウイルス感染者が確認された場合、原則臨時休業(休校)とします。期間は、その感染者が最後に登校・出勤した日から数えて数日から2週間を目安とし、保健所の調査結果などを踏まえ関係部局等と協議のうえ速やかに決定します。
卒業式については、感染予防対策を徹底の上、参加人数を最小限としたり、式典時間を短縮するなど、卒業式の規模を縮小して実施する方針です。なお、中嶋県議会議長にご了解をいただき、式典時間短縮の観点から、議員の来賓祝辞をとりやめることについて全議員に依頼しました。
後期選抜(3月10日)、追検査(3月23日)については、現在、予定通り実施の方向ですが、今後の感染の広がり等を勘案し、可能な対応策を行います。なお、感染の規模や範囲等、様々な場合を想定して対応策を検討しています。
上記の内容については、各市町等教育委員会へも周知し、参考とするよう依頼しました。
また、学校現場においては、感染防止の対応と合わせて、子どもたちのいじめにつながらないよう、教職員が、新型コロナウイルス感染症に関する適切な知識をもとに指導を行うなど、子どもの人権に十分な配慮を行ってまいります。
※写真は過去の記者会見のものです。
新型コロナウィルスについて
2020.02.24
昨日(23日)報道提供した内容ですが、「ダイヤモンド・プリンセス号」の、20日と21日に下船した方について、23日の厚生労働省からの連絡により、三重県在住の方が4名いることが分かりました。これで県内在住の方は、19日に下船された3名と合わせ、計7名となります。
厚生労働省からの情報によると、4名の方は、検査の結果が陰性で、14日間の健康観察を終えたことから、20日に2名、21日に2名下船し、自宅又は別荘(県外)に戻られたとのことで、23日4名全員の方に連絡が取れました。
今回下船した4名の方について、下船後14日間のうち、指定日(計3日)に健康フォローアップを行うよう検疫所から依頼がありましたが、先に下船した3名と同様、本県は、県民の皆さんの安全・安心を守る観点から、本県独自の追加的な対応として、毎日、保健所を通じて健康フォローアップを行うとともに、人の多い場所への外出や公共交通機関等の利用を控えていただくよう依頼しました。
(注:昨日の本県からの発表後、政府から各都道府県に、毎日の健康状況聞き取りの依頼等に関して通知するとの報道あり)
既に健康観察を終え、検査結果も陰性であることから、現時点は上記の公表内容ですが、状況に変化が生じましたら、改めて報道提供などさせていただきます。14日間の健康フォローアップが全員終了した際にも報道提供などさせていただきます。
なお、下船者の方々は、船内にとどまる大変な経験をされ、心理的にも大変辛い状況でいらっしゃいますので、ご理解いただければ幸いです。
また、昨日(22日)、厚生労働省が、19日、20日に下船した乗客のうち、検体採取を行ったものの、検査を実施していなかった方が23名いる旨公表しましたが、この中に三重県内在住の方は含まれていないことを確認しました。
クルーズ船に関連し、厚労省に県内医療機関で4名受入可能と回答し、20日に報道資料提供を行っておりますが、23日時点において、受入れはありません。
※写真は過去の別の記者会見時のものです。
三重県と北海道の文化交流の促進について合意書を締結しました
2020.02.24
「北海道の名付け親」である、現在の三重県松阪市出身の探検家・松浦武四郎をはじめとした、三重県と北海道の文化交流の促進について、竹上松阪市長立ち会いのもと、22日、合意書を締結しました。
平成30年度は、武四郎さん生誕200年と北海道命名150年でしたので、三重県総合博物館と北海道立博物館で巡回展示などを行い、交流を深めました。昨年は、国でアイヌ新法が成立し、今年は、松阪市の松浦武四郎記念館25周年と武四郎祭り25回目の節目ですし、四月には北海道白老町に、アイヌ文化の理解を深める「ウポポイ」という施設がオープンすることから、博物館同士の文化交流、市民の相互訪問、アイヌ文化への理解を深める取組を進めようという合意です。
「活躍の地・北海道」と「生誕の地・三重県」でこれからもしっかり連携していきたいと思います。
第13回美し国三重市町対抗駅伝を開催しました
2020.02.17
令和初の栄冠には、ぶっちぎりで鈴鹿市‼️
町の部は、菰野町が王座奪還‼️
東京オリンピックのマラソン代表である中村匠吾選手も、第5回大会に出場し、当時の区間新記録をマークしましたが、同様に、今回もジュニア選手の活躍が目立ちました。また、29市町のうち、11市町が自らの市町の過去ベストタイムを記録し、年々レベルアップしていることも嬉しかったです。
特別協賛のJAバンク三重はじめ、陸協やボランティアなど大会運営にご尽力いただいた皆さんに感謝申し上げます。
この盛り上がりを、聖火リレー、東京オリンピックパラリンピック、三重とこわか国体・三重とこわか大会につなげていきたいと思います。
日本創生のための将来世代応援知事同盟
2020.02.10
17県で構成する「日本創生のための将来世代応援知事同盟」で、地方の暮らしの素晴らしさをアピールするフェアを開催しました。
5日で100万回再生超え
2020.02.08
三重県が、インバウンド向けに、1月22日にYoutubeにアップした動画が、アップから5日で100万回再生を超え、公開から約二週間の現在も678万回再生となっています。
ぜひ8K画像で、三重県の美しさを堪能し、三重県にお出かけください。
https://www.youtube.com/watch?v=6E80cy3ZDJk&feature=share&fbclid=IwAR3par_v-EMPcl5c9ZuXVd2z20CJee0VHsszvtk5ufhjJG07yHvMfnASDv8
赤羽国交大臣への要望
2020.02.07
三重県北勢地域のダブルネットワークの中で唯一の未事業化区間である「鈴鹿四日市道路」の新規事業化、四日市港の南海トラフ地震などに備えた耐震岸壁整備を、赤羽国交大臣に要望してきました。末松鈴鹿市長、森四日市市長、川崎先生、吉川先生、公明党中川三重県本部代表にもご支援いただきました。
また、ファザリングジャパンの安藤さんや成澤文京区長など男性育休を進める仲間との緊急フォーラム、東京地区四日市港セミナーにも出席させていただきました。
毎年2月4日は「ワールド キャンサー デー」
2020.02.05
毎年新たに約100万人が患者となる「がん」。「がんと言われても動揺しない社会」というテーマで先日開かれた「cancer X summit」に参加しました。三重県は、がんの死亡率が低い方(良い方)から全国2位、女性は全国1位。これまでオール三重で取り組んできた、三重県のがん対策について発言させていただきました。キャスターの膳場貴子さんの素晴らしいコーディネートで、秋葉賢也内閣総理大臣補佐官はじめパネラーの皆さんと、楽しく、勉強になる時間を過ごさせていただきました。
三重県は、私の1期目、平成26年度から「がん対策推進条例」をスタートさせました。患者の立場や目線を大切にするということを大切にしており、平成28年の改正がん対策基本法に先駆けて、がん教育(三重県で独自教材をつくり、これまで5000名超の子ども達に)、がんの治療と就労の両立、がん治療における医科歯科連携(全国初の連携協定)などを盛り込んでいます。
また、三重県では、三重大学が、全国に先駆けて、小児がんをケアするため、小児トータルケアセンターを立ち上げています。患者への治療・ケアはもちろんのこと、退院後の長期フォローアップや患者の兄弟や家族への支援も行っています。
これからも、がん対策の先進県目指して、様々な患者の方々に寄り添い、取組をすすめてまいります。
「太平洋・島サミット」が、2021年に三重県志摩市で開催されることが決まりました
2020.02.04
日本と、パラオやミクロネシアなど19の国・地域の首相や大統領が一同に介し、3年に一度開催される「太平洋・島サミット」が、2021年に三重県志摩市で開催されることが決まりました!!
G7伊勢志摩サミットを「オール三重」で安全かつ成功裏に完遂した実績や、太平洋島しょ国の課題である漁業資源の持続可能な利用や防災対策、環境保全、さらには県立水産高校生のパラオとの交流などに本県が積極的に取り組んでいることなどを関係者と連携して熱心にPRし、誘致活動を進めてきたことが高く評価されました。G7伊勢志摩サミットから5年の節目の年に各国の首脳が集う大規模な国際会議を再び三重県で開催できることを心から嬉しく思います。そして、誘致に向けてこれまでご尽力いただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
太平洋島しょ国と三重県の関係は深く、1996年に当時のクニオ・ナカムラ大統領のお父様が伊勢の出身であることがご縁で、パラオ共和国と友好提携を結んで交流を続けており、2021年にはちょうど25周年。また、次世代間の交流として、三重県立水産高校が航海実習の際、パラオに寄港し現地の高校生と交流を続け22年。
2018年には、私を含む5県(静岡県、三重県、兵庫県、高知県、鹿児島県)の知事が発起人となり「太平洋島嶼国・日本地方自治体ネットワーク」を立ち上げ、防災、環境、次世代交流などをテーマに14自治体が交流を継続しています。
開催地である志摩市は、SDGs未来都市に選定されているほか、観光地型MaaSや「空飛ぶクルマ」の実証実験を県と連携して実施するなど、太平洋島しょ国が抱える課題の解決に資する取組を進めており、サミットの開催場所としてふさわしく、活発で有意義な議論が三重の地で展開されることが大いに期待されます。
太平洋・島サミットが安全かつ成功裏に開催できるよう、G7伊勢志摩サミットのレガシーを最大限に生かし、関係者の皆様とともに「オール三重」で万全の態勢で準備を進めるとともに、サミットの開催を通して国際会議の誘致が一層進み、三重県の魅力や先進的な取組が国内外に広く発信されるよう、取組を進めてまいります。
新型コロナウィルスの感染拡大防止や県民の皆様の不安解消に全力をあげます
2020.02.01
新型コロナウィルス感染患者発生に伴い、昨日(31日)も対策本部で下記資料にある指示をしました。引き続き、感染拡大防止や県民の皆様の不安解消に全力をあげます。
数多くお問い合わせをいただいている「患者の行動歴」等について。現在、病状を踏まえ患者本人との接触が制限されている中ですが、現在早期に詳細把握をできるよう取り組んでいます。県としましては、それらの情報を把握次第、「国のルール等に沿って全て非公表」というスタンスでは決してなく、関係者と連携を図りながら、三重県独自の判断として、個人情報に関わる部分は配慮の上で、例えば、公共交通機関の使用の有無、不特定多数が集まる場所への移動の有無など、感染拡大防止や県民の皆様の不安解消、県民の皆様ご自身で感染防止のためにとっていただく行動に必要な情報(「リスク情報」)は、早急にかつ随時公表していくという方針です。
一部には、SNSなどで真実でない情報や憶測も流れていますので、一層正確な情報をわかりやすく、迅速に提供し、県民の皆様が、根拠のない情報などで過剰な不安をお持ちにならず、冷静に行動していただけるようにしていきます。県民の皆様におかれましても、ご協力ご理解お願いいたします。
また、マスクやアルコール消毒液等が県内で品薄とのお話もいただいております。全国的な課題でありますが、本日付(2月1日)で、マスクと消毒液に関し、製造や流通にかかわる団体等に増産及び分割納入などの適正な流通について要請をしました。引き続き確保に向けて努力していきます。
更に、昨日(31日)も三重県庁の相談窓口へ588件のご相談をいただきましたので、県民の皆様の不安解消のため、寄り添い、情報提供等するため、更なる相談窓口拡充について一両日中には公表します。
いずれにしましても、県民の皆様におかれましては、正確な情報に基づく冷静な対応、そして、過剰に恐れず、季節性インフルエンザの予防も含めて、咳エチケット、手洗い・うがいの徹底、十分な睡眠や食事を含めた体調管理等をお願いいたします。
<第3回新型コロナウィルス感染症対策本部資料(指示事項はP.7〜8)>
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000871526.pdf
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