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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

全国知事会危機管理・防災特別委員長として熊本地震被災地を訪問しました

2017.07.03

熊本へ。全国知事会危機管理・防災特別委員長を昨年10月末に拝命し、改めて復旧・復興状況を視察。

熊本市、甚大な被害を受けた益城町や南阿蘇村へ。奇しくも視察した両日とも地震が発生。改めて被害の大きさを実感するとともに、課題もありつつも、復旧復興に向けて地域の皆さんが一丸となって取り組んでおられる姿を目の当たりにしました。
 
たくさんの当時のエピソードを教えていただき、今後の三重県のみならず全国の教訓にするために大変参考になりました。ここでは書ききれませんので、今後施策に反映したり、しっかりお伝えしていきたいと思います。蒲島熊本県知事は、「創造的復興」に向けた懸命な取組と併せて、「今回の熊本県の対応の良かったことも悪かったことも、しっかり発信をして、日本の災害対応力向上に貢献していきたい」とおっしゃっておられました。
 
死者数が最も多かった南阿蘇村。全国のみなさんも、崩落した阿蘇大橋や、アパートが被害を受けた東海大学農学部のことを報道でよくご覧になられたと思います。写真はその二か所です。折しも私が訪問した日に、東海大学として近隣に新キャンパスを設置することを発表され、一歩前進となったところでした。若い方々の防災意識の向上が全国的にも課題となっている中、東海大学の生徒の皆さんが、この経験を風化させてはならないと「語り部」活動をされている様子もお聞きし、ぜひ多くの方々に知って頂きたいと思いました。
 
多くの方が共通して、「熊本で地震が起こるなんて思わなかった。企業誘致でも『熊本は安全』を謳い文句にしていた」「特に初動においては公助に限界があり、自助、共助の重要性を改めて感じた」「このような大規模地震を想定した受援(応援を受ける)体制を事前に十分整えることの重要性を感じた」という言葉をおっしゃっておられました。三重県のみならず、全国各地で、過去の経験などを過信したり、うちは大丈夫という油断をしたりせず、一人一人が「防災の日常化」で、日頃から備えをしていくことがまず大前提であると強く感じました。
 
地域のみなさんの復興に向けた取り組みの一方、仮設住宅の期限が迫る中で住まいの確保をどうするか、復興に向けたまちづくりの財源をどうするか、土地区画整理などの住民の同意をどのようにとって進めていくかなど、まだまだ多くの課題がありました。私達は、他山の石として、それぞれの備えを進めるとともに、被災地に寄り添い、真の復興まで支援し続けていくことが必要です。
 
今月は、岩手、宮城にもお邪魔する予定です。また10月には福島にもお邪魔する予定です。三重県や全国の防災対応能力向上に向けて、微力ですがしっかり取り組んでまいります。

  

三重県知事 鈴木英敬

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