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26日から28日、中国の北京と天津に出張してきました。

2016.06.30

26日から28日、中国の北京と天津に出張してきました。

メインは、世界のあらゆる分野のトップリーダーが集結する「ダボス会議」を主催する世界経済フォーラムが毎年夏に開く、いわゆる「サマーダボス」が天津市で開かれるということで、伊勢志摩サミット開催自治体の首長として招待をされましたので、それに参加するためです。併せて、様々なトップセールスやネットワークづくりを行ってきました。

初日は、北京・天津の三重県人会の皆さんとの会食の後、日本旅行の北京代表の方と意見交換。中国からのインバウンドを更に増やすために、単なる個人旅行だけではなく、食関連産業の視察旅行や教育旅行、ゴルフツーリズム等が人気なので、それを狙うとよいとアドバイスをいただきました。その後、横井駐中国日本国大使に面談し、今年、三重県が友好提携30周年を迎える河南省との記念事業への協力や、中国での日本PRにあたって三重県の事例を紹介するなどの協力依頼をしました。夜は、元駐日中国大使館の商務担当公使であった方や、機械設備団体や富裕層向け商品提供をしている団体の皆さんと会食でした。会食の場所は、三重県...松阪市出身の若者が、本物の和食と日本酒を楽しんでほしいとチャレンジしたお店で、とってもおいしかったです。

2日目はサマーダボス。今回サマーダボスが10周年の節目なので、これまでより多い、90か国2000名が参加。公式セッションに依頼を受けて参加。伊勢志摩サミットが美しい海に面した場所で開かれたことや、海洋資源の管理に三重県などが取り組んでいることから、「海洋再生」のセッションで意見発表を行いました。私から、サミット開催地の海の美しさ、海女という文化とその現状、志摩市の里海構想、海岸漂着物対策と今年10月に行う「海ごみサミット」の紹介。終了後、コーディネータのモーリシャスの国家海洋委員会の方と意見交換し、今後も海洋再生の取組について意見交換するとともに、こういう分野での国際会議や視察などをやる場合はぜひ三重県でという依頼をしました。

そのあとは、オープニングセレモニーで、中国の李克強首相の基調講演がありました。これが迫力ありました。経済成長のための古いドライバーを新しいドライバーにすること、産業構造のトランスフォーメーションが必要であること、中国経済の下振れ圧力があるが自分たちはそれを克服する自信があることなど、高らかに自信たっぷりに基調講演をされていました。リーダーの世界に向けた力強い言葉の重要性を感じました。

その後、天津市副市長を訪問。天津市は四日市市と友好提携を締結し、昨年35周年。先方からは、これまでの四日市との交流をベースに、更に三重県とは産業構造の共通性もあるので、ぜひ更に交流を深めたいとの言葉。私からも、大学間交流や教育旅行などをぜひ深めたいという話と、水産物の輸出を開始し、三重県の食をどんどん売り込むので協力してほしい旨を要請しました。

その後、EJTという、天津にオープンし、市政府も検疫含めて全面協力の輸入スーパーを訪問。中国は検疫が厳しく、輸出できる品目は限られていますが、今回はブリを持っていき、水産物を中心に取引拡大を要請しました。相当手応えもありましたし、今後店舗拡大をしていくそうなので、県産品輸出を拡大していきたいと思います。

翌日は、外交部を訪問し、外務大臣補佐官にあたる孔部長助理と会談。次期エースと言われる方で、以前は日本で公使もお勤めになり、三重県では榊原温泉に行ったことがあり、とても素晴らしい温泉だと絶賛されていました。

今回日本での報道と比べて、現地の皆さんの経済に対する実感値はそれほど悪くなく、やはり、現地の状況にしっかり触れて見極めておくことが、様々な判断に役立つと改めて感じました。今後、対中国では、観光誘客や県産品輸出拡大などに更に力を入れて取り組んでいきたいと思います。

三重県知事 鈴木英敬

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