三重県知事 鈴木英敬ブログ「すごいやんか!三重」
想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)
天皇、皇后両陛下をお送りして
2014.03.28
天皇、皇后両陛下におかれましては、神宮参拝のため、12年ぶりに三重県にお越しいただき、先程無事に帰京の途につかれました。4日間のご滞在中、内宮及び外宮を参拝されたほか、せんぐう館、斎宮歴史博物館をご視察なされました。
今回の行幸啓で、宮内庁、警察庁および皇宮警察本部ほか警察関係者、交通機関各社、伊勢市、明和町、また、両陛下をお迎えするにあたって様々な準備をしていただいた県民の方々など、本当に多くの方々にご協力いただき無事に両陛下をお送りできたことを、まずは感謝申し上げます。
初日、両陛下に拝謁させていただいた折、天皇陛下より、遷御の儀における県民を挙げた取組に対し、労をねぎらうお言葉を賜り、大変感激致しました。
2日目、清めの雨の後の凛とした空気に包まれた中での神宮参拝。遷御の儀を経た真新しい御正宮を目の当たりにされ、感慨深い思いをお持ちいただいたのではないかと思います。
3日目、せんぐう館と斎宮歴史博物館のご視察では、予定していた展示以外も含め、多岐にわたる展示物等にご興味を示していただき、終始熱心にご見学いただきました。そのお姿を拝見させていただくにつけ、私たちの三重県が有する文化や財産が改めて素晴らしいものであると実感させていただきました。同日、天皇陛下からも「中身の濃い良い一日でした」とのお言葉を賜りました。
昼に御会食させていただいた際には、両陛下より、先日の大雪被害へのお見舞いのお言葉も賜るとともに、三重県の文化、「美し国市町対抗駅伝」はじめとしたスポーツ、ブラジルとの友好関係など幅広く耳を傾けていただき、温かいお人柄と深いご見識に感銘を受けました。また御会食時のメニューに三重県の地図が描かれ産地が紹介されており、大変興味深くご覧になっておられました。
4日間にわたり沿道等に、老若男女問わず非常に多くの県民の皆様にお集まりいただき、両陛下に対して熱烈な歓迎の気持ちをお示しいただいたことは、特に県知事として心から嬉しく誇りに思う出来事でした。両陛下は、お疲れも見せることなく、終始笑顔でお応えいただき、県民もそのお姿を拝見して更に笑顔になっていました。
私たち三重県民が両陛下から賜った数々の励ましのお言葉等を心に刻み、県民一人ひとりが健康で幸せに暮らす努力をしていくことが大事であると考えております。
最後になりますが、国家国民の平和と安寧のため、天皇、皇后両陛下のますますのご健康と皇室の弥栄を心からお祈り申し上げます。
4回目の被災地訪問
2014.03.19
今日は被災地訪問初日。通算4回目の訪問です。
仙台空港を降りて、多賀城市に向かう道中。
3回目の訪問になる仙台港は、被災当初は貨物用の線路もめくれあがり、倉庫や冷凍庫も無惨なまでの状況でしたが、今は雇用があり、物が動きという状況に復興している姿にうれしく思いました。一方、仙台市内の道中では、住居や農地で発災直後とあまり変わらない状況のところもあり、これは地域ごとに差が出てきているとみえる一方、優先順位をつけながら対応しているとも考えられました。
松尾芭蕉の関係でこれまで支援をさせていただいてきた宮城県多賀城市役所を訪問。リーダーシップを発揮する菊池市長や市役所の皆さんと意見交換。
「現地再建」を基本方針に、とにかくどんな災害が発生しても命を守る方策を市民の皆さんとともにということで「減災都市宣言」をされる中、災害公営住宅も160戸設計に入るなど着実に復興が進んでいる様子を感じました。他方、この3〜4年はまだまだ人手が足りないなどの課題があるとのことでした。
そして、とても驚き、かつ感謝したのは、多賀城市では、今回の東日本大震災の教訓から、他の自治体で災害が発生した際に応援や恩返しをできる体制を既にスタートしているとのこと。昨年東京都国分寺市の防災訓練に、多賀城市から燃料を積んで、訓練に参加し戻ってくるということも既に実践しているようで、そういう姿勢に胸が熱くなりました。
また、「見聞憶(けんぶんおく)」という多賀城市の災害の記録をインターネット上に記録保存するアーカイブを3月29日に公開し、それを防災教育に生かしたいとのことで、4月以降三重県で発足する「みえ防災減災センター」でも調査研究やアーカイブ事業をやろうと思っていたので、その連携もできそうでした。
いずれにしても、印象として、自らの足で市民とともに立っていこうとする力強い姿勢を心強く感じましたが、一方で課題もまだまだあるのでしっかり寄り添っていかねばと感じる一日でした。
明日は、久慈市で海女の皆さんと会ったり、宮城県庁を訪問したりします。
神宮御参拝のため、天皇皇后両陛下が三重県へ行幸啓されることになりました。
2014.03.07
宮内庁より、神宮御参拝のため、天皇皇后両陛下が三重県へ行幸啓されることが発表されました。
御日程は、来る3月25日(火)から3月28日(金)までの4日間の御予定で、両陛下におかれましては、御滞在中、神宮の御参拝をされるほか、せんぐう館(伊勢市)及び斎宮歴史博物館(明和町)の御視察をなされます。
天皇皇后両陛下を三重県にお迎えするのは、平成13年11月の地方事情御視察以来であり、神宮が過去最高の参拝者で賑わうこのときに、両陛下を伊勢の地にお迎えできますことは、本県にとって大きな喜びです。
ちなみに、天皇陛下のご来県は、陛下になられてから4回目、皇太子殿下でいらっしゃるときを合わせると14回目です。そのうち、皇后陛下とご一緒にお越しいただくのは今回が9回目となります。
また、私自身にとっては、昨年から見ますと、昨年元日の「新年祝賀の儀」、2月の地方事情の御説明、8月の戦没者記念式典、12月の天皇誕生日「宴会の儀」、本年元日の「新年祝賀の儀」と続けての両陛下への拝謁であり、誠に光栄の限りです。
天皇皇后両陛下におかれましては、春の伊勢を御満喫いただくとともに、この度の行幸啓が思い出深いものとなりますよう、県民の皆様と共に心から歓迎してお待ち申し上げたいと思います。
くまモンが伊勢に来てくれました!!
2014.03.02
昨日は、くまモンが、三重県観光キャンペーンのお手伝いと熊本県のPRに来てくれました♪
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