三重県知事 鈴木英敬ブログ「すごいやんか!三重」
想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)
「みえ発!ボラパック」最終便
2013.09.19
17日は、「みえ発ボラパック」の最終便をお迎えしました。
ボラパックは、東日本大震災発災後49日目にあたる平成23年4月28日から、2年半にわたり、岩手県山田町を支援するため、ボランティアの方々を運んでくれました。
これまでのべ1290名の方がボランティアに行っていただきました。
このような活動は全国的にもまれです。
最終便は、「やまだ祭り」にボランティアとゆるキャラたち総勢41名が行ってくださいました。
私は、知事就任直後でしたが、初便もお見送りをし、昨年夏には山田町もお邪魔したので、感慨深いです。
この活動を支えてくれた「みえ災害ボランティア支援センター」のみなさんの全力の頑張りのおかげです。県としても予算手当などもさせていただきましたが、何より現場のみなさんの熱い思いが一番の力でした。みなさん本当にありがとう。
山田町のみなさんからも感謝の声をたくさんいただいています。
これからも復興の道は続きます。
ボラパックはここで一区切りですが、長く寄り添って、支援・交流を進めていきます。

ボラパックは、東日本大震災発災後49日目にあたる平成23年4月28日から、2年半にわたり、岩手県山田町を支援するため、ボランティアの方々を運んでくれました。
これまでのべ1290名の方がボランティアに行っていただきました。
このような活動は全国的にもまれです。
最終便は、「やまだ祭り」にボランティアとゆるキャラたち総勢41名が行ってくださいました。
私は、知事就任直後でしたが、初便もお見送りをし、昨年夏には山田町もお邪魔したので、感慨深いです。
この活動を支えてくれた「みえ災害ボランティア支援センター」のみなさんの全力の頑張りのおかげです。県としても予算手当などもさせていただきましたが、何より現場のみなさんの熱い思いが一番の力でした。みなさん本当にありがとう。
山田町のみなさんからも感謝の声をたくさんいただいています。
これからも復興の道は続きます。
ボラパックはここで一区切りですが、長く寄り添って、支援・交流を進めていきます。
第62回式年遷宮奉祝 第46回全日本社会人体操競技選手権大会in伊勢
2013.09.15
ロンドン五輪金メダリストの内村航平さんに、内閣総理大臣杯を渡している写真です。
やっぱりなかなかオーラが違いますね。
昨日から、伊勢市にある県営サンアリーナで、
第62回神宮式年遷宮奉祝第46回全日本社会人体操競技選手権大会が開かれています。
内村選手は初日男子個人総合で圧巻の演技で優勝されました。
その他、ロンドン五輪で活躍された選手もたくさんおみえで、
その演技を一目見ようと約4000名の方がご来場いただきました。
また、地元三重県の相好体操クラブが、男子団体で3位と、
しかも2位に2点差ということで、素晴らしい結果を残してくれました。
地元の皆さんの大応援を背に頑張ってくれました。
JA三重さん、赤福さん、覚田真珠さん、夢工房くまのさん、などから副賞もたくさん出していただき、三重県の食をPRしてくださいました。
紀伊半島大水害
2013.09.04
一昨年の紀伊半島大水害から2年。
最も激しい雨が降ったのが、9月3日夕方から4日未明でした。
復旧・復興も道半ばです。
地元の一部住民の方々には、いまだ不自由な生活を余儀なくされて おられる方もいらっしゃり、大変申し訳なく思います。復旧工事がす べて完了するのは平成26年度までかかりますが、一日でも早く完 了するよう、関係者一丸となってしっかり取り組んでまいります。
この日が来るたび、改めてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈 りしつつ、
知事になって5か月後、たくさんの方々と必死で対応した危機管理 でありましたので、
この大きな災害の教訓を今後の備えにいかすべく改めて気を引き締 めています。
最も激しい雨が降ったのが、9月3日夕方から4日未明でした。
復旧・復興も道半ばです。
地元の一部住民の方々には、いまだ不自由な生活を余儀なくされて
この日が来るたび、改めてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈
知事になって5か月後、たくさんの方々と必死で対応した危機管理
この大きな災害の教訓を今後の備えにいかすべく改めて気を引き締
総合防災訓練
2013.09.01
今日は防災の日でしたので、三重県・熊野市・御浜町・紀宝町の主催で総合防災訓練を実施しました。たくさんの方々にご協力いただき感謝申し上げます。
南海トラフを震源とする巨大地震と津波が発生し、紀南地域への陸路が寸断され孤立してしまったという想定です。
今回の訓練のポイントは3つ。
1つ目は、住民参加による避難訓練及び避難所運営訓練。
2つ目は、大きな病院だけではなく、地元医師会や住民も参加しての医療救護訓練。
3つ目は、海上からの救助訓練。
そして、訓練の模様は、初の試みですが、三重テレビで生放送していただき、県民のみなさんに見ていただくよう工夫しました。
特に、2つ目は、大きな病院での、患者の方の様態を特定し優先順位をつけるトリアージのみならず、医師が不足することが想定されるので、地域の救護所で、地元医師会や看護師の方々、住民の方々によるトリアージを実施していただきました。実際にやってみた住民の方は、「今は訓練であるが、本番になると、けがをされている方やそのご家族も興奮状態にあるかもしれないので、実際にできるか不安があるが、そういう課題があることが見えたことは収穫」とおっしゃっていただきました。
災害医療については、昨日も、国主催の広域医療搬送訓練を、8都府県も参加していただいて、三重県で実施していただきました。これも南海トラフを震源とし、三重県・和歌山県・愛知県が被害を受け、この地域だけでは医療を実施できないので、東京や石川県などに搬送する訓練です。また、この時には、尾鷲沖に、医療対応施設を持つ海上自衛隊輸送艦「しもきた」を配備し、ヘリで「しもきた」に負傷者を運び、海上の艦内でDMATなどと協力して医療行為を実施する訓練です。
今日の話に戻りますが、3つ目の海上からの救助訓練です。この地域は、一昨年の紀伊半島大水害の時もそうでしたが、国道42号線が通行止めになると孤立してしまいます。強い危機感を持っていましたので、今回、海上自衛隊にお願いをし、先ほどの輸送艦「しもきた」に配備しているLCAC(写真:1枚目の沖にあるのが「しもきた」。防災服の後ろ姿は僕。)を使っての部隊等を陸揚する訓練を行いました。ある自衛隊の方からは、「この訓練を実施する三重県の本気を感じる」とおっしゃっていただきました。
皆様のご協力により、基本的には円滑に進みましたが、それぞれに課題もたくさん見つかりました。訓練でできないことは本番では絶対にできません。これからも訓練を積み重ねていき、備えをしていきたいと思います。県民のみなさんには、自らの命を守るための備えを、日常的に、「防災の日常化」として、家具固定化、耐震工事、食糧等の備蓄、避難路の確認などを行っていただきたいと思います。


南海トラフを震源とする巨大地震と津波が発生し、紀南地域への陸路が寸断され孤立してしまったという想定です。
今回の訓練のポイントは3つ。
1つ目は、住民参加による避難訓練及び避難所運営訓練。
2つ目は、大きな病院だけではなく、地元医師会や住民も参加しての医療救護訓練。
3つ目は、海上からの救助訓練。
そして、訓練の模様は、初の試みですが、三重テレビで生放送していただき、県民のみなさんに見ていただくよう工夫しました。
特に、2つ目は、大きな病院での、患者の方の様態を特定し優先順位をつけるトリアージのみならず、医師が不足することが想定されるので、地域の救護所で、地元医師会や看護師の方々、住民の方々によるトリアージを実施していただきました。実際にやってみた住民の方は、「今は訓練であるが、本番になると、けがをされている方やそのご家族も興奮状態にあるかもしれないので、実際にできるか不安があるが、そういう課題があることが見えたことは収穫」とおっしゃっていただきました。
災害医療については、昨日も、国主催の広域医療搬送訓練を、8都府県も参加していただいて、三重県で実施していただきました。これも南海トラフを震源とし、三重県・和歌山県・愛知県が被害を受け、この地域だけでは医療を実施できないので、東京や石川県などに搬送する訓練です。また、この時には、尾鷲沖に、医療対応施設を持つ海上自衛隊輸送艦「しもきた」を配備し、ヘリで「しもきた」に負傷者を運び、海上の艦内でDMATなどと協力して医療行為を実施する訓練です。
今日の話に戻りますが、3つ目の海上からの救助訓練です。この地域は、一昨年の紀伊半島大水害の時もそうでしたが、国道42号線が通行止めになると孤立してしまいます。強い危機感を持っていましたので、今回、海上自衛隊にお願いをし、先ほどの輸送艦「しもきた」に配備しているLCAC(写真:1枚目の沖にあるのが「しもきた」。防災服の後ろ姿は僕。)を使っての部隊等を陸揚する訓練を行いました。ある自衛隊の方からは、「この訓練を実施する三重県の本気を感じる」とおっしゃっていただきました。
皆様のご協力により、基本的には円滑に進みましたが、それぞれに課題もたくさん見つかりました。訓練でできないことは本番では絶対にできません。これからも訓練を積み重ねていき、備えをしていきたいと思います。県民のみなさんには、自らの命を守るための備えを、日常的に、「防災の日常化」として、家具固定化、耐震工事、食糧等の備蓄、避難路の確認などを行っていただきたいと思います。
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