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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

堀栄丸乗組員ご家族との面談

2012.10.13

一昨日、24時間体制での海上保安庁による行方不明者捜索を終えることになりました。
 

「奇跡を信じて待っている」とのメールをご家族からいただいていたので、私も1日でも長く捜索をしてほしいと切望していたことから、断腸の思いでした。一方、とても広い海域を海上保安庁の方は、通常の海難事故では長くて2週間の捜索を、異例の18日間も行っていただき、本当に感謝とともに、海上保安庁の方々も今回の捜索終了は苦渋の決断であったと思います。

 

このような重要な局面を受け、私は常々、ご家族の思いに立って対応をと申し上げてきましたので、ご家族の思いを直接お聞きしたいと、昨日三重県外湾漁協紀州北支所へお伺いし、行方不明の方のご家族や乗組員の方々とお会いさせていただきました。

 

私が挨拶をさせていただき、すすり泣きされる声を聞き、私も涙がこみあげてきましたが、時間は経過しつつあっても、まだまだご家族の心が不安定なままなんだと、少しでも和らげてあげたい、少しでも前に向かって毎日を歩めるようにしてあげたい、そんな思いを改めて強くしました。救出された乗組員の方々も本当に仲間のこともあり、大変な思いをされていると思います。

 

ご家族からは、

「船体の引き上げをなんとかしてほしい」

「早い沈没だったのでえ、きっと船の中にいる。冷たい海の中にいるんだろうから、一刻も早く船を引き上げてほしい」

「船や乗組員に関する何らかの漂流物が発見されたら、その確認をさせてほしい」

「事故現場を特定して、その場に行かせてほしい」

「事故調査の進捗状況は」

「貨物船企業や乗組員に公の場面で当時の状況等を話すように働きかけてほしい」

などのお声をいただきました。

そんな中でも、みなさんからは、国への捜索活動延長要望などを行っている私たちに対して、まず感謝のお言葉をいただき、本当に胸のつまる思いでした。

 

ご家族から、このようなお言葉を頂戴しました。また、ご家族の友人の方や、行方不明の方と一緒に働いたことのある方など、たくさんの方から私に直接メールもいただいています。

その思いを受けて、内容自体が実現可能性が極めて困難なものであったとしても、

とにかく思いを伝える、ほんの少しでも近い形で実現できるように、これから努力をしたいと思います。

 

ご家族の立場にたって。これが対応の大原則です。

県だけでできることではありませんが、漁協、紀北町とともに、対応していきます。

三重県知事 鈴木英敬

知事

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