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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

就任1年を振り返ってB

2012.05.05

みなさん、GWをいかがお過ごしでしょうか?

私は、昨日と今日はお休みをいただいて、ゆっくり過ごしています。
 

さて、就任1年を振り返っての三回目(ラスト)です。

これまでは取り組めたことなどを中心に書いてきましたが、

今回は1年で感じた課題を書かせていただきます。

                             

1年間、組織と人事は一切触りませんでした。

三重県庁の組織特性や人材を見極めなければならないと思っていましたし、

公務員をやっていた経験から、公務員にとって組織や人事がいかに重要なものか、それが士気に直結するか理解していましたので1年間は触りませんでした。

 

そして、大幅な組織改正と人事異動を行いました。

特に、人事は、通常知事が見る範囲を超えて、かなり細部にわたって意見を通しました。まだ新しい組織と人事になって1カ月ですが、職員のみんなの雰囲気が確実に変わったなあと感じています。もちろん良い方向に。ぜひこれからも益々県民の皆様のためにモチベーションを高めてもらいたいですし、そのために私もしっかり努力をしていきたいと思います。

 

今後のことを考えて、やはり直面する重要な課題は、たくさんあるのですが、そのすべてを解決するためにも必要なのが、県庁改革と財政再建です。
 

県庁改革は、
縦割り
「やりました」思考(県民にとっての成果にこだわりを持つのではなく、事業をやったということ、つまり手段が目的化している状態)
現場からの乖離
スピード感
何もやらないことによるリスク
リスク察知の感度
など、行政特有の組織が抱えるカルチャーを変えていかねばなりません。

また、私が常々思っているのは、やはり人材育成、人づくりです。
三重県では、これまでいろんな行政改革に取り組んでこられましたが、人づくりという部分では、少し時代の変化も踏まえたものが行われていないのではないかと感じています。
 

どんな知事がこようとも、職員自らが、県民のために、変化を起こし続け、三重県を発展させていく、そんな志と能力をもった人材を一人でも多く育てなければと強く感じています。もちろん、知事のリーダーシップは大切ですし、選挙で選ばれているので県民の負託という観点からは知事の指揮に従うのはもちろんなのですが、そのときの政治状況などに左右されて、どういう知事がくるかわかりません。したがって、県民のために知事がいい方向の改革を行おうとするなら、職員自身が改革魂をもっていれば、その改革は加速するだろうし、万が一改悪をする知事が来ても、職員自身が県民のための改革魂を持っていれば悪い方向に進むのをとめることができるだろうし。


そのため、今年度かけて、「三重県職員人づくり基本方針」を策定するとともに、中堅・若手を中心に、「政策創造員」を任命し、月1回私が「塾」を開くことにしました。そうそうたる外部講師にもお手伝いいただく予定ですので、それらと通じて、職員が視野を広げ、志を高めてほしいと思います。


三重県庁職員は、優秀な素材や可能性を持っています。それを県民の皆様のために花開かせる仕組みをつくるのが大きな課題と感じています。
 

極めて根本的なところですが、企業の経営資源も、「ヒト・モノ・カネ・情報」です。これらが組み合わさって、はじめて力を発揮します。

県庁も同じ。モノは政策、カネは予算、ヒトは職員です。


職員とともに、これからも頑張っていきます。

これからも県民の皆様からのご指導宜しくお願い申し上げます。

                   

 

三重県知事 鈴木英敬

知事

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