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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

欧州出張(まとめ)

2012.01.23

昨日は、県営スポーツガーデンに、
ジャパンラグビー・トップリーグを観戦に行きました。
地元のホンダヒートが、福岡サニックスブルースと戦いました。
シーズン残り3試合で、リーグ残留に向けて正念場の戦い。
試合開始直後にトライを決めて、今日はいけるという感じでしたが、
最後は残念ながら負けてしまいました。。。
なんとか残留に向けて、残り2試合頑張ってください!!

しかし、すごい迫力で、生で間近でラグビーを見るのは初めてだったので、
とっても感動しましたし、引き込まれました!!
また観戦に行きたいと思います。

さて、欧州出張について最終回。
今回は、大変盛りだくさんで、そして様々な成果のあった欧州出張でした。
海外出張といえば遊びに行くかのような時代錯誤の誤解をしてみえる方もほんの一部におられるようですが、
4日間で、フランス(アヌシー、パリ)、ドイツ(ミュンヘン、デュッセルドルフ)、スイス(ジュネーブ)を訪問し、
3つの協定締結又はリニューアル、1つの自治体協定締結に向けたキックオフ、非公式での企業誘致に関する協議、
JETROや現地企業からの欧州経済情勢のブリーフィングなどをこなしてきた事実を見ていただければ、
そのような誤解やご批判には全くあたらないとご理解をいただけると思います。
 
今回、行政の大切な役割は、こういう形での「仕組みづくり」だと改めて感じました。
企業のみなさんが具体的にもうかるために活用できる仕組みを新たにつくったり、古いものは変更したりする。

パソコンでいえば、windowsの部分ですね。
基盤となる仕組みがちゃんとなければ、あるいは新しくなければ、アプリケーションとしてのWORDもエクセルもPOWERPOINTも機能しないのです。
その意味で、仕組みづくりとしての協定の締結やリニューアルをできた今回の出張は大変有意義であったと思います。

同時に課題も見つかりました。
それは、具体的な案件を創り出していくコーディネーターの存在が必要であるということです。
しかも、企業の視点にたつとともに、人事異動でコロコロ代わらず、
継続的に支援できるコーディネーターの存在です。
仕組みをつくっただけでなく、具体的に活用するコーディネーターを確保することです。
フランス・アヌシーのテザム開発公社も、スイスのCSEMも、
ドイツのフラウンホーファー研究機構も、NRW州の各クラスターマネージャーも、
実際の中小企業の技術を目利きし、相手側の技術や企業とマッチングするコーディネーターの存在があるからこそうまくいっています。
今度は国内でこの課題解決のために動いていかねばなりません。

また、今回の出張で、県という広域自治体の役割というものも改めて実感しました。
例えば、基礎自治体では、住民の皆様にきめ細かにやさしいサービスを提供していく。
つまり「やさしい自治体」。
一方、広域自治体は、経済、インフラ、危機管理など、
住民の皆様の生活していただく地域を強くしていく、のばしていくという観点。
影響が広範囲におよび、一つの基礎自治体だけでは対応が難しい分野を担う。
つまり、「強い自治体」。
こういう観点のもと、改めて、基礎自治体と広域自治体の業務の在り方、
権限や財源の委譲の在り方についても思いを強くした出張でした。
 
今回の出張にあたって、
ご多忙の中に参加していただいた企業の皆様や、内田学長をはじめとした三重大学のみなさんに感謝申し上げます。特に、県庁若手のメンバーが必死の思いで事前の事務方協議をしっかりやってくれました。
出張前から私がオーダーしていたことをすべてこなしてくれ、
また更に上回る付加価値をつけ、様々な成果をもたらしてくれるなど、
頑張ってくれた職員のみんなに感謝申し上げたいと思います。
ほんとにすごい!!
 
いずれにしても、今回の出張の成果である「仕組み」を活用するための仕掛けをしっかりやって、
県内中小企業がもうかるように、県民の皆さんの雇用を確保できるように頑張っていきたいと思います。

まだまだ世界にはたくさんのチャンスがあると感じたことも大きな収穫でした。
この目でみなければわからないこと、たくさんあります。
これからも、三重県のため、突破口を開く、自治体外交を展開していきたいと思います。

三重県知事 鈴木英敬

知事

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