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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

日本赤十字社三重県支部創立130周年記念式典にお邪魔しました

2019.10.19

災害支援や地域医療、献血、奉仕活動などにご尽力いただいている、日本赤十字社三重県支部創立130周年記念式典にお邪魔しました。

あわせて、記念事業として三重県総合博物館で展示をしていただいていますので見させていただきました。そこで見たエピソードを紹介します。

今から遡ること約100年。ロシア革命が起こり、日本は、シベリアに残されたポーランド人孤児達の救援を打診され、日本軍と日本赤十字が協力して、日本に孤児達を迎え入れました。元気を取り戻した孤児達は、神戸港などから帰国することになりましたが、その際、孤児達は赤十字はじめ愛情込めて養護してくれた日本から離れることを泣きながら拒みながらも、船上から「アリガトウ」と何度も言い、「君が代」とポーランド国歌を歌い、別れを惜しんだそうです。赤十字や日本の献身的な活動を象徴する出来事です。

更に、ここからは井上和彦さんの記事で読んだのですが、孤児達は帰国後、「極東青年会」という親睦団体を結成し、日本との友好親善のために活動していたそうで、その一環で、阪神淡路大震災の被災児童らをポーランドに招待し、高齢となったポーランド孤児らが被災児童らを励ましてくれたのです。「おばあちゃんから『日本に感謝すべきことがある』と言われてきました」とおっしゃったそうです。更に、最近ポーランドにできた「シベリア孤児記念小学校」の校旗には、ポーランド孤児の小さな手を温かく包み込む大きな手をイメージしたデザインと「日の丸」が描かれていたそうです。

本当に心のこもった活動は、世代を超えて引き継がれていき、固い絆につながっていくことを、赤十字の記念日に改めて感じさせていただき、そのようにしてくれた先人達に感謝しつつ、今後の災害支援や国際貢献に臨みたいと思います。


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