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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

福島県を2日間訪問してきました

2017.10.07

2回に分けて投稿します。全体を通じて、改めて感じたことは、
@日本全国の私達自身も、福島の「今」をもっと知り、もっと伝えていく必要がある。
A一方的な支援ではなく、福島で先進的に行れていることや「強み」がたくさんあるので、それらと連携することで、両方がwin-winになれる種がたくさんある。
ということなどです。
 
例えば、福島県のうち、避難指示区域の面積は県全体の約2.7%にまで縮小しました。しかし、まだまだ福島全体が危険なのではないかと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。県内の空間放射線量も、南相馬で0.08μSv/hで、ロンドンの0.11、シンガポールの0.10、ソウルの0.13などと変わりません。食の安全などにおいても、放射線物質のモニタリングをきめ細かく行っており、米は全量全袋検査を行い、昨年度基準値を超過したのは0件、野菜・果実、畜産物、栽培山菜・キノコ、海産魚介類、内水面養殖魚も同じく0件です。
 
しかし、「福島県産品の購入をためらう」と回答した人の割合は、2013年の17.9%と今年の15.0%とあまり変わりません。また、検査が行われていること自体を「知らない」と回答される方も35.2%となっています。観光においては、戻りつつあるものの、震災前比で、観光入込が92.3%、教育旅行にいたってはまだ61.3%です。インバウンドは113.3%となっていますが、震災前の2010年と比べれば全国的に数倍になっていることから比べればまだ伸びていないというのが福島県の方々の実感のようです。
 
先に書いた食の安全などのように、福島県をはじめ様々な皆さんが懸命の努力をなさって、良い結果が出てきているにもかかわらず、まだまだそのような情報が、残念ながら全国的には「上書き」されていないのが現状だと思います。それは、福島県や政府の努力が足りないということでは決してなく、情報は双方向ですから、受け手側も、もっとアンテナを高くしていかなければならないと改めて感じています。
 
内堀福島県知事とは、win-winの連携として、
@両県がいわばライバルとして進めている「GAP取得日本一」に関して、県立農業高校生徒同士の交流
A全国新酒鑑評会で福島県は金賞受賞5年連続日本一ですので、福島県産の日本酒PRとともに、現在三重県内の日本酒が盛り上がっているので切磋琢磨するための連携などなどを話しあいました。ぜひ実現に向けて努力していきたいと思います。
 
次は、福島第一原発関連のことを投稿します。

 


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