三重県知事 鈴木英敬ブログ「すごいやんか!三重」RSS配信サービスを利用する

想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

カナダ訪問A

2017.09.11

カナダは「子どもが最も大人に近い国」と言われ、子どもの権利を守るための制度などが充実しています。今回は、児童虐待対応や里親等の推進などの児童福祉分野、いじめ対策等について視察や意見交換を行いました。

その他、来年、カナダでG7サミットが開かれますが、ジュニアサミットについて現時点では未定とのことであったのですが、私がいろんな方に桑名でのジュニアサミットがとてもよかった話をしたところ、高い関心が示されましたので、これから情報提供などをしていきたいと思います。

オンタリオ州では、3人の大臣にお会いしました。ちなみに、カナダは、地方自治が極めて強く、州も議院内閣制ですので、各部門のトップは政治家で大臣という職です。子ども・青少年サービス大臣は1972年生まれ、教育大臣は1971年生まれの女性、で同世代の政治家でもあり、大変刺激も受けました。

特に、視察をした「BOOST(子どもと若者のための権利擁護センター)」は素晴らしい施設でした。児童虐待等の対応のために、司法、警察、ソーシャルワーカー等が同じ施設で、情報を共有し、迅速に対応を行っています。ある研究によれば、この施設があったことにより、子どもの負担や財政負担や人的負担が30%軽減されるとともに、4倍の効果があったと言われています。この施設では、大人向けに虐待防止のためのプログラムがあるのはもちろんのこと、子ども向けに、子どもが自分を自分の安全を守るためのプログラムを学校で展開することにも力を入れていました。また、ネットで被害を受けた子どもをカウンセリングするプログラムもあり、現在の日本の課題にもあてはまる対策で様々なヒントとなりました。

世界第3位の航空宇宙産業が集積しているモントリオールのクラスター等との意見交換や企業視察などをして、こちらも大変有意義でした。

また、カナダ最大の都市トロントでは、三重県人会が、今回の私の訪問を機に再結成していただきました!トロントは日本料理店も約1000店ありますし、ふるさと三重県の情報発信にご協力いただけるなどの力強い激励をいただきました。

G7伊勢志摩サミットでトルドー首相がG7首脳の中で最も長く滞在していただいたことをきっかけにした今回の初めてのカナダ訪問でしたが、大変有意義でした。

日本の知事は、昨年の松井大阪府知事のトロント訪問以外のほか数年ないようで、逆に差別化も図れるチャンスもあるように感じました。いずれにしましても、今後の三重県発展の政策につなげていきたいと思います。

 
 


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