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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

男性の不妊治療を手がけるクリニックを視察しました。

2014.02.22

夫婦の6組に1組が不妊治療をしていると言われています。それはほとんど女性が治療を受けています。

しかし、不妊の原因の半数は男性にあると知っている人は日本では少ないです。
本当は原因が男性にあるのに、女性だけが検査を受け、治療を続け、お金も時間も費やしてしまう。それでも、なかなか子どもを授からない、ふたを開けてみたら、男性に原因が・・・。もう時間とお金は戻らない。子どもを授かることを希望していたのに、それも断念してしまう。そんな悲しいことが起こっています。

希望が叶う三重県にしたい。もっと男性にも真実を知って行動をしてほしい。
そんな思いで、全国で初めて、男性の不妊治療も助成対象にすることにしました。

世界では、最初に不妊治療のための検査を受けるとき、夫婦そろって、男性も女性も検査し、原因のあるほうが治療を受けます。日本ではほとんど女性だけが検査を受けます。

先日、リプロダクションクリニック大阪という、日本で最も男性不妊治療の手術を手掛ける石川智基医師が経営する、日本で唯一男性と女性が一緒に不妊治療を受けることができるクリニックを見学してきました。JR大阪駅とほぼ直結という素晴らしい立地にあり、北は北海道から南は沖縄まで毎日治療を受ける方が来られるとのこと。もちろん三重県からも来られているようで、三重県が男性不妊治療助成をはじめることが話題になって、喜んでいただいているそうです。

また、重要なこととして、医療機関っぽくなく、カフェのように、居心地よく治療を受けられるようにと配慮の行き届いた施設にされています。先日の県議会議案質疑で、四日市選出の石田成生議員がご自身の体験から極めてまっとうなご指摘をされていました。今までの不妊治療は男性が受けようと思うと、病院には女性がたくさんおり、採精室から出てきたりする際にとても恥ずかしい経験をしたので、なかなか足が向かないこともあるかもしれないので、病院も男性の気持ちなどにも配慮した環境整備を行う必要があると。まさにそのとおりで、このクリニックでは男女の動線が分かれているなど、そういう細かい気配りもされています。

実は、この石川医師(写真右端)は、19歳の時、大学浪人をしているときに同じ予備校に通っていた友人です。偶然とはいえ、20年後にお互い、こういう形で再会したことは本当にうれしく、ともに、日本の家族のために、子どもをほしいと心から願っている人たちの希望を少しでも叶えることができるように頑張ろうと誓いあいました。
リプロダクションクリニック大阪


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