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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

レゴを学校の教育現場で活用するための協定をレゴ社と締結しました!

2014.02.28

みなさん、レゴブロック、ご存じですか?
子どもたちが大好き。僕も、僕の息子も大好き。先日ソチ五輪で感動の演技をしてくれた浅田真央選手もレゴが大好き。真央ちゃんの公式HPにも趣味欄にレゴって書かれているくらいです。
このレゴ、会社としては80年以上の歴史があるデンマークの会社で、世界130か国以上の子どもたちに楽しまれています。

さて、三重県では、今回、日本で初めて、レゴを学校の教育現場で活用するための協定をレゴ社と締結しました。今回は、デンマークの本社からも、担当の本部長が来てくださっていました。具体的には、三重県でこれから実施するグローバル教育に関して、
・夏休みに実施する予定の、小中高の児童生徒を対象にした英語漬けの日々を送る英語キャンプでの活用
・英語教育に関するモデル小学校での活用
・英語にかかわる教諭の研修に活用
を今のところは考えています。

例えば、「ストーリースターター」という教材は、例えば、「10年後の三重」というテーマをもとに、手元にあるレゴブロックを使って、チームで英語で会話しながら、一つのシーンを作り、それを後でチームごとに英語でプレゼンをしてもらいます。英語力はもちろん、創造性、チームワーク、コミュニケーション力、プレゼンテーション力を養います。これ、僕もやりましたが、大人がやっても、楽しいし、四苦八苦しますよ。

また、この教材を私がいいなあと思っている一つは、これ、正解がないんです。全部正解なんです。
今、日本の子どもたちは、学校教育において、どうしても一つの答えがでるものへの対応が多いです。また子どもたちもどうしても正解を求めて、チャレンジできず萎縮してしまうことも多いです。大人になったら、正解がないことだらけ。そして、自分の意見を押し付けるのではなく、たくさんの多様な考え方を受け入れることにもなります。一つの正解を求めず、自分たちらしくのびのびと学べる教材です。

我々にとってはこういう効果がある一方、レゴさんにとっては、単発の授業ではなく、三重県をフィールドとして、新たな教材開発や教育手法の研究をできるので、メリットを感じていただいています。

いろいろ書きましたが、とにかく、楽しく学べる、それが一番。
レゴとは、デンマーク語で「よく遊べ」という言葉をアレンジしているそうです。

三重県の子どもたちに明るい未来を届けることが少しでもできればと工夫していきます。
レゴ社との協定

男性の不妊治療を手がけるクリニックを視察しました。

2014.02.22

夫婦の6組に1組が不妊治療をしていると言われています。それはほとんど女性が治療を受けています。

しかし、不妊の原因の半数は男性にあると知っている人は日本では少ないです。
本当は原因が男性にあるのに、女性だけが検査を受け、治療を続け、お金も時間も費やしてしまう。それでも、なかなか子どもを授からない、ふたを開けてみたら、男性に原因が・・・。もう時間とお金は戻らない。子どもを授かることを希望していたのに、それも断念してしまう。そんな悲しいことが起こっています。

希望が叶う三重県にしたい。もっと男性にも真実を知って行動をしてほしい。
そんな思いで、全国で初めて、男性の不妊治療も助成対象にすることにしました。

世界では、最初に不妊治療のための検査を受けるとき、夫婦そろって、男性も女性も検査し、原因のあるほうが治療を受けます。日本ではほとんど女性だけが検査を受けます。

先日、リプロダクションクリニック大阪という、日本で最も男性不妊治療の手術を手掛ける石川智基医師が経営する、日本で唯一男性と女性が一緒に不妊治療を受けることができるクリニックを見学してきました。JR大阪駅とほぼ直結という素晴らしい立地にあり、北は北海道から南は沖縄まで毎日治療を受ける方が来られるとのこと。もちろん三重県からも来られているようで、三重県が男性不妊治療助成をはじめることが話題になって、喜んでいただいているそうです。

また、重要なこととして、医療機関っぽくなく、カフェのように、居心地よく治療を受けられるようにと配慮の行き届いた施設にされています。先日の県議会議案質疑で、四日市選出の石田成生議員がご自身の体験から極めてまっとうなご指摘をされていました。今までの不妊治療は男性が受けようと思うと、病院には女性がたくさんおり、採精室から出てきたりする際にとても恥ずかしい経験をしたので、なかなか足が向かないこともあるかもしれないので、病院も男性の気持ちなどにも配慮した環境整備を行う必要があると。まさにそのとおりで、このクリニックでは男女の動線が分かれているなど、そういう細かい気配りもされています。

実は、この石川医師(写真右端)は、19歳の時、大学浪人をしているときに同じ予備校に通っていた友人です。偶然とはいえ、20年後にお互い、こういう形で再会したことは本当にうれしく、ともに、日本の家族のために、子どもをほしいと心から願っている人たちの希望を少しでも叶えることができるように頑張ろうと誓いあいました。
リプロダクションクリニック大阪

国産小型ジェット旅客機MRJの量産拠点に三重県が選ばれました!

2014.02.13

今般、三菱重工(株)が、これまでカーエアコンを製造してきた松阪工場を活用して、我が国初の国産小型ジェット旅客機MRJの量産拠点の一つを三重県に整備していただくことになり、大変喜ばしく思っています。
松阪工場では、水平及び垂直尾翼の組み立てと、今回のポイントである、小物部品関係の中小企業の集積クラスターを整備していただきます。
 
自分自身、もともと航空機産業に関心があり、昨年8月には、アメリカ合衆国シアトルにあるボーイング社を訪問するとともに、ブラジル訪問時に、エンブラエル社の関係者から話を伺い、航空機産業は大変裾野が広く、地域の雇用や経済に多大な影響を与える産業であると強く実感し、これまで三重県への航空機産業の投資や集積が進むよう取り組んでまいりました。昨年10月には、愛知県、岐阜県に続き、三重県も「航空宇宙国際戦略総合特区」に指定されました。
 
そうした中で、三菱重工(株)がMRJ量産拠点の候補地を自社事業場を中心に検討しているとの情報を得る機会があり、三菱重工(株)幹部への接触を図っておりましたが、本年1月に宮永社長に直接お会いする機会があり、松阪工場での展開をお願いしてまいりました。今回のお話は、こうした企業誘致の活動が実を結んだものと考えています。本当に嬉しく思います。
 
そもそも松阪工場は、三重県松阪市出身の「三菱は国家なり」の名言を残し、三菱重工の発展の礎をつくられた故飯田庸太郎氏が社長、会長を務められている時期に、故郷を思い、意思決定していただき、平成4年に竣工しました。その地域の偉人の思いが更につながり、今日の決定に至ったことを思うと本当に感慨深いです。
宮永社長にお会いした際も「ご縁」という言葉を何度も言ってくださいました。
 
いずれにしましても、今般の立地を契機として、今後、県内雇用の拡大や航空機関連の中小企業の集積が進むことを期待するとともに、我が国の航空機産業の発展のために、県としても全面的に協力していきたいと考えています。

 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD120L8_S4A210C1TJ2000/


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