三重県知事 鈴木英敬ブログ「すごいやんか!三重」RSS配信サービスを利用する

想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

みえの子ども白書フォーラム

2012.12.02

 12月1日(土)は、今年3月に策定した「みえの子ども白書」に関するフォーラムを開催させていただきました。土曜日にもかかわらず、約180名の方にお越しいただきました。
 
「三重子ども条例」の策定にも携わっていただいた神戸学院大学の佐々木先生に基調講演をお願いし、東京未来大学の石阪先生をコーディネーターに、中野津市教育長、安藤三重県PTA連合会会長、私によるパネルディスカッションを行いました。
 
条例の前文にも書いてある「子どもの自己肯定感」がキーワード。
白書では、「自分のことが好きでない」とアンケートで回答した子どもが47.2%いる一方、小5の保護者で94.6%、中2の保護者で88.6%が、「自分の子どもは自分のことを好きだと思っている」と回答しているというギャップがあります。

また、子ども達が「自分のことを決めるときに大人は意見を聞いてくれるか」との問いに「聞いてくれる」と答えてくれた子どもは52.2%が「自分のことを好き」と答え、「聞いてくれない」と答えてくれた子どもでは24.1%しか「自分のことを好き」と答えていないなど、当たり前のことですが、子どもの自己肯定感には大人のかかわり方が大きく影響するという結果が出ています。

したがって、今回、むしろ大人がどうするべきかということが議論の中心でした。
 
その前に、今日は、小学生、中学生、高校生の3グループの子ども達が、「大人に言いたいこと」ということで、9月から議論を重ねて発表してくれました。ほんとに子ども達は大人をよく見てるなと実感しましたし、「おっしゃるとおり」というものばかりで、私たち大人が子ども達から学ばせてもらいました。

例えば、小学生からは、
「家族内での悪口は言わないで」
「機嫌次第で怒らないで」
「注意するなら大人もちゃんとして」
「先生、しかるときはビシッとしかって」
「先生、もっと一人ひとりのことを見てください」
など。
12/1 みえの子ども白書フォーラム

中学生からは、
「信じて、ありのままの私たちを受け止めてほしい」
「悪口を子どもの前で言わないでください」
「まず自分の行動を見つめなおして」
など。

高校生からは、
「子どもと向き合い、意思を頭ごなしに否定せず理解してほしい」
「私たちに注意する前に大人が模範を示してほしい」
「僕たち子どもの思いを応援してほしい」
「『高校生らしく』で片付けないで」
「もっと人と人としてかかわってほしい。一方的な過干渉はやめてほしい」
などでした。

ハッとする言葉も多く、大人みんながまいったという感じでした。
会場の大人の方々にアンケートで「返事」を書いてもらって、それを編集して子ども達に渡そうと思っています。
 
 


ページのトップへ戻る