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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

みえ産業振興戦略検討会議

2012.05.27

本日、第3回のみえ産業振興戦略会議を開催いたしました。

今後の三重県が、何で稼いで、何で雇用を守るのか、を議論する場です。
寺島実郎氏、澤田HIS会長をはじめ日本経済界の有識者をはじめ、
地元中小企業代表、地元金融機関、大学などなどの皆様で構成しています。

昨年11月から、分科会を合わせて27回の議論を行いました。
また、県庁職員が、この半年で、1052社の企業を訪問し、企業の肌感覚をさぐってきました。
併せて、5000社アンケートの実施、分科会による県内現地調査など、
「現場立脚型」の戦略になる予定です。
通常の自治体のこういう戦略は、コンサル会社がつくり、
どこの自治体でも通用するような内容が多いです。
今回は、三重県の特に中小企業の課題からひもといた戦略になります。

また詳細は後日書かせていただきますが、
1052社訪問から分かったことは、
三重県の産業構造や中小企業の特徴として、県外とくらべて、
・付加価値率が低い
・海外展開が遅れている
・外部連携の取組が遅れている
などの課題があります。
現場から見える課題が数多くみつかりました。

付加価値が低いと、新たな投資や雇用ができず、
次なる成長ができず、どんどんじり貧になってしまいます。
働いている人々の賃金上昇、地域における消費拡大、
このいずれにもつながりません。
それらを克服していくための戦略を書きこむ予定です。

今日いただいたご意見を更にブラッシュアップして、6月〜7月にはとりまとめます。

今日という日にこの会議を開けたのも少し縁を感じます。
1905年5月27日・28日、日露戦争における日本海海戦で、
日本連合艦隊はロシアのバルチック艦隊を撃破しました。
その立役者となった秋山真之を主人公とする小説は、
皆さんご存じの司馬遼太郎著「坂の上の雲」です。

「坂の上の雲」とは、明治維新後目覚めたばかりの日本が、
登って行けばやがてはそこに手が届くと思い登って行った近代国家を例えたものです。
もちろん、切ない内容もあるので、それをそのままとは言えませんが、
今回の戦略策定を通して、三重県経済の新たに目指す姿、
いわば、あらたな「坂の上の雲」のヒントになればと考えています。

また、策定のプロセスのいずれかでオープンにしてまいりますので、ご覧いただければ幸いです。
みえ産業振興戦略検討会議


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