三重県知事 鈴木英敬ブログ「すごいやんか!三重」RSS配信サービスを利用する

想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

就任1年を振り返ってA

2012.04.29

GWみなさん、いかがお過ごしでしょうか。

さて、2回目の1周年を振り返ってです。

知事の仕事の大きな一つは、トップセールスを含む、「働きかけ」です。
 

〇道路整備について

長年にわたる関係者の皆様のご尽力もあり、この1年の間に懸案となっていた大型案件に一定の道筋をつけることができました。道路に関しては、1年間に十数回にわたり、最も国に要望した案件でした。具体的には、「新たな命の道」としての紀勢自動車道について、尾鷲北IC〜尾鷲南ICの事業化、大泊IC〜新宮ICの計画段階評価への着手。これは現在紀伊半島大水害からの復興過程であることから、本当に朗報でしたし、3連動地震に対する不安も大きい地域ですから、本当に安堵しました。これにより三重県内で、南から北まで高速道路が全て通るということで、三重県の人の往来、歴史が変わるそういう出来事だと思います。併せて、亀山西ジャンクションのフルジャンクション化、鈴鹿のスマートIC、国道167号線磯部バイパスなども実現することができました。
 

〇医療

三重県の医師不足、地域偏在の解消につなげるため、医師のあっせん、キャリアアップ支援などを行い、課題解決を図ろうとする「地域医療支援センター」設立にあたって国からの支援の内示をいただきました。医療の分野は特効薬となる施策がないだけに、いろんな事業を束ねて、総力戦で対応していかねばならない中、地域医療支援センターはその核となる施設ですので、安堵しています。


〇企業誘致

経済産業省が発表している立地動向調査では、テストコースや物流施設が入らないなどの狭い範囲のものしかとりあげていませんが、平成23年は、県が立地協定を締結したものを含めて、45件の企業誘致を実現できました。同じ数え方をすると、19年36件、20年33件、21年35件、22年36件となります。大型案件としても、クラボウ、ファナック、マグ・イゾベール、T&Tエナテクノなどがあります。


〇第22回世界少年野球大会誘致

昨年9月の紀伊半島大水害からの復興を、特に子どもたちの笑顔をと思い、以前お会いしたことのある世界の王貞治にお力をお借りし、王貞治さんが理事長の世界少年野球推進財団に働きかけ、今年7月に、三重・和歌山・奈良大会として、世界15の国・地域から少年少女を招いて、大会を開催することができました。


〇東京ミッドタウンレストランフェアの実施

東京のど真ん中であるミッドタウンで、13のレストランにご協力をいただき、レストランフェアを開催しました。三井不動産様のご尽力により、相当なイベントスペースなどもお借りすることができ、すべての物販など合わせると売上は数千万円となりました。オープニングセレモニーで歌手の西野カナさんに来ていただき、たくさんのメディアで紹介されました。


〇海外訪問

昨年8月に友好提携25周年を記念して中国・河南省(人口は中国最大の約一億人)、今年1月には中小企業の海外展開支援のためにドイツ・フランス・スイスを訪問。河南省では三重県で初めて海外地方政府と観光協定を締結。そこには、河南省首都の鄭州空港からセントレア空港を念頭においた直行便の就航を盛り込みました。今は、関空などから大連に行って、飛行機を乗り換え、待ち時間も長く、鄭州空港に行くというとても不便な状況でした。そして、鄭州〜セントレア路線は現在も協議中ですが、ひと足早く、上海経由で鄭州から関空まで同じ機体で待ち時間もほとんどなしで毎日1往復の便が、早ければ今年6月から就航する見込みです。欧州でも、欧州最大の研究機関フラウンフォーファー研究機構と三重県、三重大学と協定を締結し、三重県の中小企業のビジネスチャンス拡大のための取り組みなどをしてまいりました。知事の国内外の視察等の在り方も変わっています。私は特に必ず成果を、短期的でなくても、中期的にでも三重県のためになる成果を必ず得ることができるように事前に調整しています。少し成果に関する発信や事前情報の提供などが足りない面もあるので、そこは反省点です。しかし、この夏も現在準備中の海外訪問がありますので、その点も成果を生むものとしていきたいと思います。
 

 その他、産廃特措法の延長の実現などいろいろありましたが、近年いわゆる「トップセールス」の重要性が増していると思います。しかし、トップセールスとはいえ、結局一人でやるものではなく、職員はもとより、関係企業や団体の方々も含めて、事前事後も含めて、チームでやっていくものですので、みなさんと一致団結して、これからも頑張っていきたいと思います。
 

ここまでは取り組んできたことを中心に述べてきましたが、

次回は、まだまだ残っている課題などを率直に書きたいと思います。

ではみなさん、よいGWを!!

就任1年を振り返って@

2012.04.23

4月21日で、知事就任1年となりました。

改めて、県民の皆様、県政にご協力いただいている関係機関等の皆様、支えてくれている県庁職員や家族、多くの皆様に、心から感謝申し上げます。そして、今後も、誠心誠意、三重県発展のため、三重県民の皆様の幸福のため、全力を尽くして職責を果たしてまいりますので、引き続きご指導宜しくお願い申し上げます。
 
何回かにわたって、この1年を少し振り返ってみたいと思います。
 
知事の仕事の中で、一番大きな部分は、「決断」と「説明責任」です。
方向性を決断し、示すこと。その決断に対して、説明責任を果たすこと。
 
この1年の間では、まず危機管理においては、

  • 国の予測を待っていては避難対策が遅れるので全国に先駆けて津波浸水予測調査を実施
  • 台風12号の際に奈良・和歌山に先んじて自衛隊派遣要請、応急対策として約289億円の補正予算を策定
  • 県産牛に対する全頭検査の実施
  • 東日本大震災に伴うがれきの広域処理について、市長会・町村会とともに、一定の条件(安全性確保、住民の不安払しょく、各議会の理解、処理体制の整備)の下、可能な自治体から受け入れの協力を進めることに関する合意
などを行いました。
 
行政特有の「先送り」がなされてきた案件についても順次結論を出していくべきと感じていました。
その観点から、
  • 県が130億円投じたにもかかわらず数十年放置されていた木曽岬干拓地へのメガソーラー誘致
  • 経済状況により先送りされてきた森林を守る財源確保のための森林づくり税の検討
  • 全国唯一の児童精神科専門として子どもたちの発達支援に活躍してきたあすなろ学園、そして肢体不自由児のための草の実リハビリテーションセンターを一体整備し、子どもの発達に関する総合拠点を整備しようとする「こども心身発達医療センター(仮称)」の創設
  • 財政面からやや躊躇のあった平成33年の第76回国民体育大会の誘致
  • 国内最大級の産業廃棄物投棄である大矢知・平津事案について、地域の皆さんのご協力を得て、具体的対策工法に関する実施協定を締結
などを行いました。
 
また、財政面は大変厳しい状態でした。
平成24年度予算が組めない可能性があるほどに厳しい状態でしたので、職員の協力のもと、三重県では初めてとなる一般職の給与削減(約50億円)を実施。また、将来世代にツケ回ししてはいけないとの観点から、選挙時から申し上げていた、県に裁量のある県債について「26年度末までに県債残高減少に転じる」ことを中期財政見通しで明記。
 
とはいえ、これらの決断にあたっても、最終決断は私が一人でするにしても、
職員や関係機関の皆様の協力は不可欠です。
おかげさまで、上記の案件においては、一定の議論をしながら進めることができました。
 
しかし、職員のみんなとはもっともっと本音で議論し合う機会をつくっていかねばと感じています。
職員のみんなの中にも、きっとすばらしいアイデアや思いがたくさんあると思います。そういう部分を引き出していける努力や機会づくりをもっともっと私がしないといけないな、少し1年目はそういう時間や機会をつくることが少なかったなというのが、1年目の反省点の一つでもあります。
 
中途半端な感じで申し訳ありませんが、
分量が多いので、まず初回はここまでにしたいと思います。
また明日以降、続きを書かせていただきます。

榊莫山展

2012.04.15

現在、三重県立美術館で、三重県伊賀市出身の榊莫山展を開催しています。
昨日、私も公務の合間を縫って、お邪魔しました。
                                          
一番印象に残ったのは、莫山さんが、お父さんの教えとして忠実に守っていた、
「人皆直行、我独横行」
という言葉でした。
これは、人は皆まっすぐ歩くけど、おまえは人と同じことをせず、カニのように横歩きをしなさい、
との教えであったそうです。
つまり、世の中に迎合することなく、自らの信念に基づいて人生を歩めということのようです。
 
また、莫山さんは、12歳くらいで既に、通常の書道の展覧会では特選などに何度も選ばれていました。
莫山さんは、最初っから、ああいう個性的な字を書かれていたわけではなく、
最初にきっちり基本をやって、それにおいても秀でる力をもっていたからこそ、
ああやって個性的な表現ができたということなのです。
 
室町時代の能楽師である世阿弥の「守、破、離」を思いだししました。
芸を身につけていくには、まず師匠の教え、基本となる型を「守る」。基本を徹底して身につける。
それができたら、その型を「破」ってみる。自らのスタイルを探す。しかしあくまで師匠のもとで。
それができてきたら、師匠から「離」れて、自らの流派を創り出す。
という手順であるという趣旨です。
 
やはり何事も基本の徹底があるから、
それに基づく大きな飛躍があるんだと、改めて感じることができました。
多くのスポーツ選手をはじめ、脚光を浴びる方々は、
そういう基本の繰り返しや血のにじむような努力があってこそ、
その華やかな場面があるんだと、改めて感じた次第です。
 
素晴らしい展示ですので、ぜひ皆さま三重県立美術館にお越しください。

スポーツ花ざかり

2012.04.12

昨日は、スポーツに関する行事にいろいろ参加させていただきました。
 
まずは、7月下旬に三重県熊野市で開催する
「第22回世界少年少女野球大会三重・奈良・和歌山大会」
の第1回実行委員会が開催されました。
 
実行委員会の会長であり、主催する財団法人世界少年野球推進財団の村田兆治専務理事が三重県にお越しいただき、ご挨拶をさせていただきました。
 
みなさん御承知のとおり、村田兆治さんと言えば、あの「まさかり投法」で有名な
大投手。
ひじのケガをされた後、不屈の闘志で頑張り、39歳で復帰を果たし、
最優秀防御率のタイトルと「カムバック賞」を1989年にとられました。
 
村田兆治さんは、そのリハビリをこの紀伊半島でなさったというエピソードも紹介
していただき、この大会を通じて、みんなで昨年の台風12号からの復活に向けて
頑張ろうと激励をいただきました。
 
夕方は、男子プロゴルフのJAPANゴルフツアーの開幕戦である「東建ホームメイトカップ」の前夜祭とプロアマ大会表彰式にお招きをいただきました。
この大会は、20年前から、三重県の多度(現在は桑名市)にある東建多度カントリーで開催されています。
 
現在、石川遼選手の活躍などで、大変注目を集めているプロゴルフ界であるだけに、たくさんの方が来られていましたし、こういう盛大な大会を三重県で開催して
いただくことは本当にうれしく思います。
 
また、昨年は、東日本大震災直後でありましたが、東建コーポレーション左右田社長はじめ関係者の皆様の英断により、大会が実施され、選手の熱闘により、
日本中多くの方々に勇気を与えてくれました。
 
昨日、石川遼選手は、
「去年のこの時期と比べると僕自身も進化しています。」と意気込みを語るとともに、
「今日は1年振りに東建多度カントリークラブ・名古屋を回ってみて、あらためてすごくいいコースだなと思いました。」
とコースのこともほめていただきました。
私も少し言葉を交わさせていただき、ともに若い世代で頑張りましょうと記念撮影していただきました。
大会キャラクターの菅原文太さんや萬田久子さんもおみえで、大変盛り上がりました。
東建ホームメイトカップ前夜祭:http://www.token-cup.com/proama/
(ホームページの一番最後に、石川遼選手と左右田東建コーポレーション社長との写真を掲載していただいています)
 
スポーツは、「する」「みる」「支える」とありますが、やはり本物に触れる機会が多ければ多いほど、子どもたちを中心とした「する」人たちのテンションやモチベーションもあがるなあと改めて実感し、今後スポーツ振興元年として、県内での本物をみる機会を少しでも増やしていけるよう、関係者の皆様のご協力を得ながら、努力してまいりたいと改めて思いました。

ちょうど1年前

2012.04.10

ちょうど1年前の今日(4月10日)、知事選の投票日でした。
多くのご支援をいただき、379,472票をいただいて当選させていただきました。
公選法の関係がございますので、お礼を書けないのが心苦しいところですが、
この1年、めまぐるしく、そして盛りだくさんでしたが、
1年前の今日のことは昨日のことのようによく覚えています。
 
知事職に関する1年の思いについては、
就任した4月21日あたりで書かせていただきたいと思います。
今回はむしろ一人の人間としての気持ち的な部分を書かせていただきますので
ご理解ください。
 
1年前の4月10日から生活は一変しました。
特に、直前が落選中でしたので、その差は極めて大きく感じました。
最初はその変化に戸惑うこともありつつも、毎日のあらゆる場面で、
職責の重さを実感しながら、日々を過ごさせていただいています。
 
この1年、がむしゃらに、とにかく一生懸命過ごさせていただきました。
しかし、どれだけ忙しくても、どれだけ困難なことがあっても、
逃げたいとか、しんどいとか、楽をしたいとか思うことは一切ありませんでした。
それは、自分の人生を、何らかの形でお役に立てる立場をいただいているという
こと、
これが、本当に幸せで、そして生きがいを感じさせていただいています。
まず何よりそのことに関する感謝でいっぱいです。
 
若輩者の私ではありますが、多くの方々の支えのおかげで、今日があります。
特に、この1年間は、私の悩みや足らざるところを庁内にとどまらず、
県内全体で多くの方々がお支えいただきました。感謝でいっぱいです。
 
知事という職ですので、多くの方々が、気を使ってくださったり、敬意を払って
いただいたり、頼みごとをしていただいたりします。
いつも勘違いしてはいけないと心がけていることは、その方々は、
「知事」という立場の人間に対していろいろしていただいているのであって、
「鈴木英敬」という個人が決して偉いわけでもなんでもない、と。
そこを決して勘違いすることなく、いつまでも謙虚に、自らの研鑽に努めなければならない、と。
 
1年前のこの日、県民の皆様からいただいた負託を一生決して忘れることはできません。
常に原点として持ち続け、初心を忘れることなく、
謙虚に、誠実に、純粋に、そして元気いっぱい、
三重県のため、三重県民のために、改めて気を引き締め直して、全力を尽くしてまいります。
 
本当はもう少しぶっちゃけようかなと思うこともありましたが(笑)、
公式ブログですし、書きはじめると、
やはりここまで述べた思いでいっぱいになりましたので、
このあたりにとどめさせていただきます。
 
今後ともご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

ミッシングリンク解消に向けた第一歩

2012.04.07

一昨日、政府の平成24年度予算が成立致しました。
 
それを踏まえ、国交省から連絡をいただき、
ミッシングリンク解消、そして東紀州地域の「新たな命の道」として、これまでずっと要望し続けてきた、紀勢自動車道の未事業化区間である大泊(熊野市)〜新宮、すさみ〜太地の約75キロについて、計画段階評価に着手することが決定されました!!
 
特に、この地域は、国道42号線しかなく、そこが通行止めなどになれば、陸の孤島となってしまう地域です。実際、昨年の台風12号においても、自衛隊が久居から紀宝町に向かうにも、相当苦労をし、相当の時間を要しました。そういう経験から、何度も何度も国に対して、地元の首長さんやみなさんと要望し続けてきたものです。台風12号の被害状況視察で野田総理、前田国交大臣などたくさんおみえになった時も、何度も何度も毎回毎回みんなで要望しました。
 
東日本大震災では、高速道路がいち早く復旧し、救援物資の輸送に相当威力を発揮したことはご案内の通りです。
 
その地元の皆さんのこれまでの熱意などが結実し、今回計画段階評価に着手していただくことになりました。私自身も本当にうれしいです。1年間で本件を要望した回数は約10回になります。一番たくさんお願いした案件だと思います。特に、今、台風12号からの復旧・復興に向けて、みんなで一丸となって取り組んでいるところですから、本当にうれしいです。
 
ちなみに、計画段階評価とは、地域に与える影響が大きい事業や、多額の財政負担を伴う新規事業について、計画段階から評価を開始することにより、評価の実効性を高めつつ、より適切な計画策定及び事業実施をするために行うものです。
 
したがって、計画段階評価に着手するということは、相当のことがない限り、供用に向けて進んでいくと理解をしておりますが、まだまだこれからたくさん経なければならない手続きなどもありますので、関係者のみなさんとしっかり連携して取り組んでいきたいと思います。
 
一方、人の往来が増えるので、地域の活性化につながると思いますが、あくまで道路は手段であり、そこで通過されないような地域の魅力づくりも併せて必要ですから、しっかり取り組みます。
 
 
今回は併せて、国道167号の磯部バイパスの新規事業採択、新名神高速道路に関して鈴鹿PAのスマートIC設置もご連絡いただきました。鈴鹿のスマートICは、早ければ、今月中旬にも必要な許可をいただき、事業着手ができるようです。
 
これだけ同時に三重県において道路事業を認めていただいたことは、これまでにあまりない異例のことであるそうで、本当に必要性を理解していただいたおかげだと思います。政府関係者の皆様、すべての県選出国会議員の皆様はもとより、これまで要望活動をともに続けてくださった地元の皆さんに感謝感謝です。地元の皆さんの熱い思いを込めた取り組みのおかげです。これからも三重県の未来に向かって、ともに頑張りましょう!!

南海トラフの巨大地震に関する検討会

2012.04.04

3月31日、内閣府の有識者検討会が、南海トラフの巨大地震対策を検討する際に想定すべき地震・津波に関し、震度分布や津波高の推計結果を公表しました。東日本大震災の教訓を踏まえ、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震・津波を検討するために、いくつかの発生パターンを想定し、その結果の最大値が示されたものとなっています。

 非常に大きな数字で驚きもありましたが、昨日中川防災担当大臣をたずね、意見交換とお願いをしてまいりました。

 まず、正確かつ詳細な情報をほしいと申し上げ、市町にも混乱があるので担当者の説明会開催を要望しました。

 また、私が就任以来、ずっと申し上げてきたことですが、東海地震に対応するための法律と、東南海・南海地震に対応する法律が、バラバラに存在していて財政措置の手厚さも違う状況ですので、それを一本化、あるいは南海トラフの巨大地震対応の特別措置法の制定をお願いしたいと申し上げました。この点については、南海トラフ沿岸にある9県知事と連携して提言活動を行っていますし、4月2日・3日の新聞の社説では4社が、この点について法律の一本化について書かれてあり、更に機運を盛り上げていかねばと考えております。

 今後公表結果を踏まえた地震・津波対策を策定するにあたっては、地方とよく協議してほしいとも申し上げました・

 三重県としては、東日本大震災の発生を受けて、国の動きを待っている場合ではないとの認識から、県独自の最大クラス(M9相当)の津波を想定した津波浸水予測を行い、全国に先駆けて、地震から命を守るために、津波避難や耐震化など緊急かつ集中的に取り組むべき行動を示した緊急地震対策行動計画を策定し、県内全域で取組を進めております。今回公表された内容によって、緊急かつ集中的に対応しなければならない対策をまとめた緊急地震対策行動計画で定めた目標の部分は特に変更することなく、目標達成に向けて市町と連携をとって、着実に取組を進めていきたいと考えております。一方、今後、国が、今回の公表結果を更に精査し、今年の夏にも被害想定や対策の骨子をとりまとめるそうですので、それらを踏まえて、県の地域防災計画や新地震対策行動計画をまとめたいと考えております。

 いずれにしましても、内閣府は今回の数字を「800年に1度の地震」と言っていましたが、数字が一人歩きして無用な混乱が起こってはなりませんので、県民の皆様にも、冷静に受け止めていただきつつ、一方、このようなことも起こりうる、ということも意識していただければ幸いです。引き続き、県民の皆様の不安感の払拭、安心安全のため、しっかり取り組んでまいります。

三重県聴覚障害者支援センターをオープンしました

2012.04.01

今日から、いよいよ4月!新たな年度のスタートです。
気分も新たに頑張りましょう!!
 
さて、本日、三重県聴覚障害者支援センターをオープンいたしました。
聴覚障がいのある方の情報・コミュニケーションの確保を支援するための中核施設です。
手話通訳者・要約筆記者の育成・派遣、字幕付き映像ソフトの制作・貸出、聴覚障がい者の方々の教育・就職・結婚など様々な生活における相談支援などを行います。
 
また、今回重要なのは、災害支援機能です。
東日本大震災でも、聴覚障がい者の方々が避難所で放送が聞こえず、数日支援物資をもらうことができなかったとか、心のケアの問題などがありました。
そこで、三重県では、その教訓も踏まえ、災害発生時には、聴覚障がい者の方々の安否確認、避難所での支援、市町への手話通訳や要約筆記者の派遣など、この三重県聴覚障害者支援センターが被災者支援の中心となっていくという機能を持たせています。
 
このセンターの設置は、聴覚障がい者団体の皆さんの悲願でした。
大変喜んでいただきました。そのお姿を見て、熱いものがこみあげてきました。
私自身も、就任後、初めて編成した昨年6月の補正予算で、ぜひとも設置したいとして予算を確保しましたので、思い入れのあるセンターです。
 
今後よりよいセンターとなるために、県としてもしっかりサポートしていきます。




ページのトップへ戻る