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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

今日から議会がはじまりました

2012.02.15

今日から県議会がスタートしました。
会期は6月27日までの134日間です。しっかり頑張ります!
 
冒頭、今回提出している議案に関する説明として知事提案説明を行いました。
今回提出している議案の中で最も重要な案件は、やはり24年度当初予算です。
一般会計6693億円、私が昨年就任して肉付けした予算の前年6月補正後と比較して2.0%減。
規模としては、平成6年以降、約19年で一番小さい規模です。
現在の経済状況、行政関与を減らす、そういうものも踏まえ、なるべく小さいものとしました。
 
しかし、やるべき対策にはしっかり予算を投入する必要があります。
特に、防災対策や災害復旧関連では、過去に比べても相当大きな予算としました。

特にメリハリをつけて経営資源を投入する「選択・集中プログラム」は、
昨年までの「重点的な取組」と比較すると、
取組本数は33本から16本へ絞り込みましたし、
防災対策の割合は、14%から31%に大幅にアップさせました。
その他、厳しい財政状況の中ですが、観光、経済、教育、スポーツなど、
三重県をパワーアップさせていくための取組についても計上させていただきました。
詳しくはこちら:http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/201202016220.pdf
 
24年度予算は、社会保障関係経費と過去の借金返済である公債費が増加する一方、
災害関係経費や法人2税の落ち込みなどで相当厳しい財政状況の中で編成しました。
社会保障関係経費と公債費は、これから直近4年間でも、毎年約100億円ずつ増える計算です。
徹底した事業の見直しでは、三重県版事業仕分けの結果、
事業費ベースで239億円(県費ベースでは42億円)を削減しました。
 
そのような中、どうしても足りない財源について、
三重県では初めてのこれまでに前例のない一般職員の給与削減(32億円)を実施します。
財政や経済の厳しい状況について、県民の皆様への影響を最小限にしようと、
職員のみんなも協力してくれることとなった結果であります。
その結果、人件費は、3.2%減の2211億円です。
 
県債発行は、退職手当債で32億円、緊急防災・減災事業債で20億円、災害復旧事業債で15億円など、前年度より100億円増加しました。県債残高についても、24年度末で1兆2929億円。
私は、将来世代にツケを回さないため、県債のうち、発行にあたって県の裁量のない臨時財政対策債(国が決める)や災害復旧事業債などを除いた部分について、平成23年度末の残高(8175億円)より、平成26年度の残高を減らし、県債残高を減少傾向に持っていきたいと考えています。
 
そこで、今回「三重県行財政改革取組(最終案)」の中で、
中期財政見通しとして、
何も歳出削減をせず自然体でやっていくケース、
上記県債残高を減少傾向に持っていくケース(2つ)、
収支均衡を目指すケース
の4つを示しました。
 
その結果、公共事業を毎年3%減少、施策別財源配分経費を毎年10%減少、という厳しい歳出削減を行うと、県の発行裁量余地のある県債残高を26年度末には減少傾向に持っていけるという試算となりました。これは実際の景気変動などで変化しますし、これで財政を拘束するものではありませんが、今後の財政再建に取り組むにあたっての一定の目安となります。
 
しかし、予算編成プロセスでは、
モグラたたきのように1つ1つ査定をして、削減していきましたが、
もっと根本的に、歳出が増えないような仕組み、無駄が削られていく仕組み、
こういうものを考えていかねばならないと痛感しています。
国内外の事例を参考にしたり、専門家などの意見も聞いて、
そういうプロセスの見直しも進めていきたいと考えています。
 
いずれにしても、将来の三重県民の皆さんにツケをなるべく回さず、
そして、現役の県民の皆さんにも、幸福を実感していただけるような財政となるよう、
県庁一丸となって取り組んでまいります。


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