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想った事や感じた事、活動などをご報告していきます。(2012年1月スタート!)

欧州出張(NRW州)

2012.01.19

少し更新の間が空いてしまいました。

さて、欧州出張でまだご報告しきれていないことを、
あと2回くらい書かせていただこうと思います。

今回は、ドイツのNRW州政府の訪問について。
NRW州経済・エネルギー・建設・住宅・交通省との協議です。

先方は、ホルツェツキー事務次官以下関係者、
在デュッセルドルフ日本総領事の小井沼氏やJETROデュッセルドルフの植田所長にも同席していただきました。

NRW州は、人口1790万人でドイツ16州の中で最大。
自動車産業などを中心に、ドイツのGDPの25%以上を生み出し、ドイツ国内トップの地域。
世界一の部品生産力を誇っており、デュッセルドルフ市内だけで、フォード、オペル、ダイムラーなどの世界市場で活躍する自動車メーカーと500社の企業が立地しています。

日本企業もたくさん進出しており、NRW州全体で日本人が12000人、デュッセルドルフ市内だけで8000人おり、日本人学校もあります。また、年に1回「ジャパン・デイ」という1日で70万人が参加する日本文化などを紹介するお祭りを開くなど、大変親日的な地域で有名です。
 
今回は、平成18年からNRW州と三重県の企業が相互に訪問するなどの交流をしていたのですが、
もっと将来にわたって三重県や企業の発展に結び付く仕組みをつくりたいと思い、
今後の自治体間協定に向けた協議をするのが目的です。
私のほうから、

  • NRW州、三重大学、三重県の間でアカデミック及び産業レベルの技術・人事交流を進め、グローバルな産学連携を行う
  • 環境・エネルギー分野における具体的なプロジェクトでの連携
  • 両地域の主要産業である自動車産業の発展に関する連携、自動車の軽量化、電池やバッテリー技術等に関する技術開発、NRW州自動車業界のサプライチェーンへの三重県関連企業の参入促進に向けたサポートなどに関する協力
  • 観光産業における連携
などについて、これまで以上に一歩踏み込んで協定などの合意に向けて協議を進めていきたいと提起しました。

ホルツェツキー事務次官からは、
具体的なステップを踏み、中身もできるだけ具体的で明確なもの、そして最終的に協定などにつながるような形にしていくために、まず今回の三重県からの提案を受けて、NRW州のわが省の中で議論し、後日三重県に内容に関する提案という形で返答したいとの返答をいただきました。

また、デュッセルドルフで開かれる世界最大の各種見本市への三重県企業の参加、エコセンターに関する協力、自動車分野におけるプラスティック等の素材や金属加工技術における連携などいくつか具体的なお話もいただきました。また、観光面でも、州の観光協会の会長をされているとのことで、ぜひ積極的な情報交換をして連携していきたいとのお話もいただきました。



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